クラウドワークスは様々な案件が集うソーシングサイトです。システムエンジニアの副業や、隙間時間で行える簡単なデータ入力など、幅広くあるものの、初めて登録する「初心者」にとってはどんな仕事があるのか、そもそも初心者でやれる仕事があるのか不安になってしまうものです。
クラウドワークスにはどんな初心者向けの仕事があるのか調査しました!
クラウドワークス初心者に仕事はある?内容と求人数
クラウドワークスのトップページでは専門スキル・専門職の募集が目立ちますが、仕事カテゴリーで絞り込むと会社員としての副業向け、未経験の主婦・主夫向け、学生向けの仕事が多数見つかります。
選考が無く、比較的短時間で誰でもできる仕事は「タスク形式」、特定の技量が求められる仕事は「プロジェクト形式」に分けられます。
依頼内容に対して、報酬や納期の直接交渉やワーカーの選定が行なわれます。採用されたら依頼者と直接やり取りをして仕事を進めていきます。
クラウドワークス未経験歓迎の報酬はいくら?
タスク形式は初心者歓迎案件も多く見られます。
・アンケートに答える
・商品の口コミ・レビュー入力
・アイデア募集
といった仕事がこれにあたります。
簡単である分、単価は4円~とあまり高くありません。しかし中には専門知識が必要な案件ではタスク形式であっても単価が高い傾向にあります。
タスク形式の案件は比較的受注・キャンセルが自由なことも特徴で、「仕事は簡単だが量として単価があまりにも割に合わない」と感じたならば受注取りやめもしやすい案件です。
またタスク形式と同じアイデア出しの案件ですが、「コンペ形式」は高額報酬が得られる可能性があります。
対してプロジェクト形式は一般求人のように応募後の選考があり、受かった人が受注できる案件が多くなっています。
単発の案件から継続案件、時給制や固定報酬制と報酬形式も様々です。特に初心者向けの案件はライティングで、「1文字あたり〇円」「1記事あたり〇円」という報酬形態が多くなっています。短い字数ならばスマホでも受注できますが、字数が増えるとパソコン必須での案件もあるので注意しましょう。
スマホやパソコンで出来る仕事以外にも、いわゆる「内職」と呼ばれる軽作業もあります。
【内職系の仕事】
・シール貼り
・手紙の代筆
・商品の検品
・梱包や発送
こちらの報酬は幅広く、実際に依頼主との相談で報酬額が提示される傾向があります。
クラウドワークス初心者さんにおすすめはこの5つ
・アンケートモニター
アンケートモニターはスマホ以前、ガラケー時代から続く人気のタスク形式です。スマホだけあればすぐに始められる敷居の低さから初心者向けとしてはこの上ありません。
商品やサービスに関するアンケートが多く、項目にチェックをしていくABテスト形式では1案件あたり4円~程度、指定文字数内の記述式では100円程度、インタビュー形式では数千円台の報酬も得られます。
・データ入力、文字入力
データ入力、文字入力はタスク形式、プロジェクト形式どちらのケースもあります。リスト作成、商品データ登録やメール送信など、基本的には提示された資料に基づいた入力作業が多いので、文字入力さえ出来れば特別なスキル・経験がなくとも可能です。報酬は入力する文字数によってもことなりますが、字数が少ない案件では10円~、字数が多ければこちらも数千円台の報酬がある案件もあります。
・ライター
ライターといえば文章力が無いと難しいと思われるかもしれんが、未経験者向け、初心者向けの案件も多いです。その代わり未経験者向けは文字単価が0.1~1円程度の案件が多いです。専門知識が必要な記事では1文字3円~と単価が上がるので少しずつスキルを磨いていくと良いですね。
続けていけば1記事あたりの作成スピード、スキルは上昇していきます。そしてひと月あたりに書く記事数を増やせれば、収入も増やせることから、マイペースにやれつつ手応えを感じやすい点でおすすめです。
・梱包、発送代行
スマホやPCの扱いが得意でない人におすすめなのが梱包、発送代行です。ネットショップで売れた商品の梱包・発送を代行する業務です。
プロジェクト形式が多く、簡単な仕事の割に300円~と高単価なのも特徴です。ただし商品を取り扱う都合上、年齢や性別、子どもやペット有無などに制限が設けられていることもあります。
・ネーミング
ネーミングは大体コンペ形式で、コンペ形式の案件は基本的に「採用されなければ0円」「採用されれば2000円~」です。
安定性は今一つなものの、1万円以上の報酬を設定している案件がとても多く、スキル不要で名前の案1つで応募できる手軽さがあります。社名や商品・ブランド名や、中には子供の名前を募集している案件もあります。
自分なりの発想があったり、アイディアを出せる人に向いています。
クラウドワークスでうまく稼ぐコツ
クラウドワークスでうまく稼ぐには、「プロジェクト・タスク形式」の案件を持ちつつ、積極的に「コンペ案件」に参加することです。
特にデザイナーのスキルを持っている人は、コンペに参加することで発注者だけでなくそれ以外の人の目にも自分のデザインが目に留まり、その後の案件に繋がりやすくなる可能性があります。
特別なスキルがなくても、前述したネーミングのようなコンペ案件ならば、隙間時間に考える→応募するのを無数に繰り返せるので負担も少なく、採用された時のバックがとても大きいものです。
まずは単発の案件を繰り返す、または継続的な案件で仕事に慣れながら、+αの報酬を積極的に狙っていきましょう。
クラウドワークス初心者が月10万稼ぐには?
クラウドワークス初心者が、始めてすぐ10万稼げるケースは稀です。受注数を増やすだけ稼げるようになりますが、増やすだけ増やして納品するもののクオリティが低ければ、次の受注からは敬遠されてしまう可能性があります。
まずは自分が続けられる分野を探す→その案件を続けて効率化を計る→安価なタスク形式から高単価なプロジェクト形式を目指す。
上記の流れがクラウドワークスにおけるステップアップの指標です。
ライター専門の例では、経験を重ねて案件を多く抱えられるようになること、1つではなく複数のクライアントから案件を受注することを意識した結果、月3万程度だった収益が1年半ほどで10万円を安定して稼げるようになったケースもあります。
発注者とのやり取りで気を付けるべきこと
初心者が発注者とのやり取りで気をつけたいのは、「仮払いが済んでから仕事を始める」ことです。
仮払いとは「クライアント先にクラウドワークスに報酬を払う事」です。クラウドワークスはワーカーの作業完了後に預かった報酬をワーカーに渡すという仕組みで、発注者とのトラブルがあっても仮払い後ならば報酬は保証されます。
仮払い前に納品を求められ納品してしまうと、悪質なクライアントはそのまま報酬を支払わないケースがあります。
仮払い前に納品を求められた場合、まずは仮払いを求め、拒否されるようであれば案件自体を断るのがおすすめです。
コツコツ続けることがポイント!
クラウドワークス初心者がすぐに大きな報酬を得るのはごく稀です。しかし自分に合った案件が見つかれば、その案件を突き詰めていくことでスキルアップや効率化が出来るようになり、案件が増やせるようになると段階的に収入が増していきます。
1日あたりクラウドワークスにあてられる時間と案件の単価を比較しつつ、安定した収入としてのクラウドワークスを目指していきましょう。
2022年現在
依頼者とワーカーのやり取りはありません。クラウドワークス上で作業を行いそのまま納品するスタイルの仕事です。