品は、言葉でつくられる 大和(やまと)言葉の使い方



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大和(やまと)言葉とは

大和(やまと)言葉を辞書で調べると、こうでてきます。

日本古来の言語。日本語。和語。http://kobun.weblio.jp/content/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E8%A8%80%E8%91%89

日本は、言葉で繊細な表現することが他の国よりずっと多いです。気持ちの機微や、情緒の表現など、繊細に美しく表現される大和(やまと)言葉は、日本の魅力のひとつでもあります。だけど最近は少しずつ、その日本語の美しさが忘れ去られつつあります。

今こそ、昔からある「大和(やまと)言葉」をつかって、良識や品のある女性になりませんか。今回はお仕事で使える、知っておきたい大和言葉についてご紹介します。

ビジネスシーンで使える大和(やまと)言葉

どうしても=折り入って

上司や先輩、取引相手などに時間をとってほしいとき。
「どうしてもお話ししたいことがあります」 と言うよりは「折り入ってお話したいことがあります」の方が、綺麗な言葉になります。 そして相手を信頼していることが伝わるので、真剣な思いを伝える時には「折り入って」を使いましょう。

余計なことを=差し出がましい

ついつい言ってしまのが「余計なことを言ってすみませんでした」 という言葉。 それを大和(やまと)言葉にすると、「差し出がましい口を利いてしまい申し訳ございません」 という風になります。 謝罪の時にはこちらの方が相手に誠意を伝えることができます。

手伝って=お力添え

人に何かお願いをするときにも、大和(やまと)言葉を使いましょう。 大和言葉を使うと、物腰がとっても柔らかくなります。
「手伝ってもらえませんか」を「お力添えいただけないでしょうか」という言葉になおすことで、相手からの印象が柔らかくなり、支援を受けやすくなるかもしれません。

無理を承知で=忍びない

こちらも人に何かお願いをするときによく使う言葉です。
「無理を承知でお願いしたいのですが」を「このようなお願いをするのは忍びないのですが」に変えると、遠慮がちな印象になります。 相手にお願いをする以上は、こちらからの精一杯の態度を見せる必要がありますよね。 特に、メールで打つときは、自分の表情も相手の顔色もわからないので、大和(やまと)言葉を利用してみましょう。

大変=ひとかたならぬ

ひとかたならぬ、という言葉を知っている人は最近ではずいぶん少なくなりました。 だけどこれば、言葉には言い尽くせないほどの感謝の気持ちを相手に伝えたいときに使う言葉でもあります。
「大変お世話になりました」を「ひとかたならぬお世話になりました」に変えてみましょう。 目上の人に感謝の気持ちを伝えるときに伝えると、良識のある大人だという認識をもってもらえることでしょう。

美しく品よく

ここに紹介したのはほんの一部の大和(やまと)言葉です。 もっともっと、私たちの知らないような美しい日本語がたくさんあるのです。 日本人として、美しい言葉を使うことはとても大切。 必要なときに、適切な日本語を使って、品のよさや気品を身に付けましょう。
よくばり女子は、見かけだけじゃないのです。