メンタルの波が激しいと前進が遅れる
悲しかった時や失敗して落ち込んでいる時に学ぶことも多いですが、理想としては常に明るい気持ちでいたいものです。プライベートのことを仕事に持ち込んで公私混同してしまったり、よしやるぞ!と意気込んでも継続できなかったり。
モチベーションが低い時は、前進(成長)するスピードが落ちてしまうのがデメリットではないでしょうか。そこでメンタルの管理が上手な人を観察してみると、ある共通点があったのです。
特徴1 競い合うことで頑張れる人
一つ目の特徴は、自分と似ているジャンルの人や、同年代で頑張っている人などを“ライバル”としてみることで燃えるタイプの人です。ポイントは、「ライバル=敵視」と捉えるのではなく「ライバル=刺激」と捉えていることが大切。
あの人には負けたくない!とどんぐりの背比べをするのではなく、あの人のアイディアや行動は自分に無いものがあって斬新で刺激的!と、前向きに感じているとモチベーションを高く保つことができます。興味がある人をどんどん調べて研究しながら、自分に良いところを取り入れる。
そんな第三者の存在をうまく生かした、方法なのです。
特徴2 自分と戦い続ける人
いっぽう、第三者はまったく気にならないけれど、とにかく自分の理想や夢に向かって突き進むパワーが強いというタイプの人。このように自己実現欲求が強い人は、モチベーションを保つことが得意です。
誰かに指摘されたり、方向性を否定されたりすることを好まず、「自分で決めたルール」にしたがってどんどん作業を進めることができるため、成長スピードが早く達成能力も高いことが特徴。
固い信念が定まっていないと、自分と戦い続けることは難しくもありますが、周りの人間関係に影響を受けにくいためモチベーションが崩れにくいことが一番のメリットだと思います。
特徴3 作業が習慣になっている人
そして最後は、「モチベーションをあげて何かをする」のではなく、「毎日の習慣だから当たり前」という感覚の人です。モチベーションには“波”がありますが、“習慣”になっているとむしろやらない方が不自然だと感じることでしょう。
ここまで自分の中で安定したルーティンができている人は、ストレスなくコツコツと積み上げることができるため、月日とともに気づいたらすごい成長していた!と後から驚く場合が多いと思います。「継続することが才能」とよく言いますが、努力して頑張って継続してもすぐに息切れするので無理は禁物。
自分が努力だと感じていないくらい、自然に作業することが成功の秘訣なのかもしれません。
自分の応援隊長は「自分」
自分を奮い立たせる方法は様々ですが、最終に「よくできました」と褒めてあげられるのは、たった一人。自分だと思います。
どれだけ周りの人が褒めてくれたとしても、自分が納得できなければ、それは不完全なまま。成果や結果の満足度は、他者が決めるのではなく、自分しか分からない物差しです。
ぜひ、常に絶好調な自分でいられるようなモチベーション作りを、意識してみてくださいね!