もうすぐ母の日。働き女子が多い20代~30代の女性は毎年どのようにして過ごしていて、どんな親子関係を築いているのでしょうか?
ミュゼマーケティングが全国の20〜34歳の女性を対象に「母」に対する意識調査を実施。貴重な母と娘の時間をどう過ごしているのか、チェックしていきましょう。
毎年感謝を伝えているのは半分近く
「母の日に感謝の気持ちを伝えている?」と質問したところ、最も多い回答は「毎年伝えている(48%)」で、「毎年ではないが伝えている(39%)」を含めると全体の87%が気持ちを伝えていることがわかりました。
一方で、「いつも忘れてしまう(13%)」と回答した女性のうち、60%は実家住まいで、48%が20代前半であることが判明。毎日母親と一緒にいる実家住まいの人のほうが「母の日」を忘れてしまうという結果になりました。また、今年の母の日について聞くと、「感謝を伝える予定」(71%)が大多数を占める結果になりました。
2,000円~3,000円のお花を贈る人が多数
母の日のプレゼント予算は、1位「2,000円~3,000円(23%)」、2位「5,000円以上(20%)」、3位「4,000円~5,000円(19%)」となりました。また、贈り物ランキング1位は「プレゼントやお花(67%)」、2位「一緒に食事に行く(20%)」と大差をつけて、モノを贈る人が多い結果となりました。
また一緒に旅行などに出かける、と経験をプレゼントする人も。母と娘で過ごす時間は特別なものになりますね。
約半数の女性が、母親との関係を「友達親子」と認識
母親との関係に対して「とても仲が良い」と回答した人は全体の54%で、「仲が良くない」という回答はわずか3%にとどまりました。洋服をシェアするなど、まるで同世代の友達のように仲良しな母娘を「友達親子」とも言いますが、今回のアンケート回答者のうちの約半分である46%の人が、自分と母親との関係は「友達親子」だと認識していることが明らかとなりました。
そこで、「友達親子」と回答した人に絞って調査すると、連絡の頻度に大きな差がありました。「毎日連絡を取る」と回答したのは全体の1.5倍も多く、友達親子のほうがそうでない親子より密にコミュニケーションを取っていることがわかりました。
「母親と服の貸し借りをしますか?」の質問には、「よくする、たまにする」が61%を占め、背格好だけでなく、服の趣味も似ている親子が多くいました。母親の呼び方については、「お母さん(55%)」が一番多く、「ちゃん呼び、ニックネーム」(11%)は少数派という結果に。
母親と旅行に行ってみたい?
「母親と2人で旅行に行くことがあるか」聞いたところ、「ある」が35%、「ない」と答えた人が20%、また、「いつか行ってみたい」という人が45%という結果になりました。母の日や親孝行など日頃の感謝を込めた母娘旅行の需要は、今後さらに増えるかもしれません。
まとめ
同じ女性だからこそ共感できる人生の先輩であり、長い間ずっと一緒にいた家族だからこそ親友のような関係にもなれるお母さん。大切な存在だからこそ、母の日にはお花や食事や旅行といった、心をこめた贈りものと、感謝の気持ちを伝えたいですよね。
普段はなかなか顔を合わせる機会がないという人も、できるだけ時間を作ってお母さんを喜ばせてあげてくださいね♪