結婚していようと、していなくても友達は友達。
大人になって環境が変わると、今までのように付き合えなくなる友人が増えます。
なかには自分が結婚をし、まるで天下をとったかのように独身女子に対して振る舞う人もいるほど。
結婚をしただけで関係性が変わるくらいなら、そもそも友達ではなかったのです。
心から信頼できる友達は、いつまで経っても側にいてくれる…。
今回は、大人になって環境が変わっても友達でいられる方法をご紹介します。
お互いに認め合っている関係が大前提
大人になって環境が変わっても仲良く付き合える友人たちは、お互いに認め合っている関係を築けているのが大前提です。たとえば、一方的に「結婚っていいよ」「早く子どもを産みなよ」と独身女子に対して自分の価値観を押し付けてくるような人は、友達の枠から外れてしまいます。
一人は一人の大変さがあり、家庭をもったら奥さんだからこそ感じるストレスがあります。どちらが上で、どちらかが下という発想をもっている女性とは、基本的には仲良くなれないでしょう。
お互いに今の状況を認め合えているからこそ、友情が成立するのです。今までのように頻繁には会えなくても、数か月に一回会えているなら、友達としてカウントして問題ありません。
自分にはできない努力だと素直に認める
独身女子から既婚女子をみたとき、自分にはもっていないものをたくさんもっていて、うらやましいと感じるはずです。旦那さんがいて、場合によっては子どももいて、まさに安定的な生活。
毎日、不安や孤独と闘っている独身女子からすると、何もかも手にしている状態。しかし、それは勝手に決めつけている友人の姿です。実際は彼女も家庭をもちながらも、本当にこの人生でよかったのか問い続ける瞬間はあるでしょう。
彼女ももしかしたら自由に過ごしたかったかもしれない。もっと遊んでいたかったもしれないのです。自分の時間よりも、旦那さんや子どもの時間を優先させるのは誰にでもできることではありません。
自分にはできない努力をしているのは、お互い様なのです。
逆に既婚女子からしてみれば、何にも頼らず自分の足で人生を過ごしている独身女子をうらやましく思う瞬間があるでしょう。お互いがお互いの存在を認め合えていたら、関係は自然と続きます。
付き合い方にテコを入れる
どんなに相思相愛でも、今までと同じ付き合い方をしていると、友人が減ります。たとえば独身女子は、基本的に毎日がフリーの状態。
今日の今日で声をかけても集まりやすい環境です。家庭をもっている女性の場合、今日の今日で声をかけられても、すぐには対応できません。旦那さんとの兼ね合いや子どもの用事を優先させる日々の中で当日に声をかけられても迷惑と感じるでしょう。
お互いに付き合ううえで、関係性にテコを入れるのは大事です。独身女子から声をかけるときは、既婚女子の環境に配慮し、一か月以上前から声をかけることで会いやすくなります。
予定を入れてもらった以上は、お互いにキャンセルしないように最善の努力をすべきでしょう。付き合い方を今の状況に合わせることが大切なのです。
ほどよい距離感が一番心地いい
大人になると、それぞれの領域がはっきりとしてきて、すべてを共有できる関係ではなくなります。お互いに相思相愛で、なおかつ認め合えていたら、どんな環境になろうとも友達でいられます。
独身や既婚という枠組みにとらわれ過ぎて、本来大切にすべき友人たちを失わないように気をつけて♡