私は私の道を楽しく生きる。
学生時代は、結婚をして子どもを産んで…。
それだけが女性の生きる道だと思い込んでいた。ところが社会に出て、経験を積むうちにいつの間にか常識を刷り込まれていて、自分には当てはまらないことに気がつく人もいます。
女性だから、みんなが結婚をするわけでも、出産をするわけでもない。どの道も正解で、通常のレールから外れただけで間違いなんてことはないのです。
今回は、家庭の幸せよりも仕事の道を選んだ女性が考えておきたいことをご紹介します。
元彼の存在を完全に消す
「私はお嫁さんには向いていない」
彼との未来がみえなくなってきたとき、そこで初めて、自分は結婚するライフスタイルに合わないと気がつく人も多いでしょう。
自分は制限のかからない自由なライフスタイルを選びたいのに、彼は一般家庭を求めている。しかも仕事モードになる彼女の姿をよしとしない。そんな二人が一緒にいれるわけもなく、最終的には彼ではなく仕事を選ぶことに。
仮に長く付き合った彼よりも仕事を選んだとしても、元彼への復讐のために仕事で結果を出そうとは思わないでください。仕事の道を選んだのは、あくまでも自分のやりたいことを優先したいだけ。
彼を見返すために、仕事をがんばるというのは理論として成り立ちません。別れた以上、元彼の存在は頭の中から消し去ること。もう別々の道を歩み始めてしまった以上、彼を追いかける必要はありません。
定期的に検診を受ける
仕事に生きると決めた以上、身体がなによりも資本になります。健康な体づくりを同時に進めていかないと、ストレスによって身体が悲鳴をあげ始めます。とくに女性は女性ならではの病気もあり、対策をとる必要があります。
いずれにしても「早期発見」が重要で、定期的な検診が必須といわれています。子宮がん検診や乳がん検診はもちろんのこと、基礎となる健康診断やアレルギー検査など、一人で生きていくからこそ、体のメンテナンスが重要に。
また病院での検診だけではなく、日頃から生活習慣を乱さないように工夫することも大切です。ウォーキングをしたり、疲れが溜まっているときは早めに寝たりと、ハードワークだからこそ、体から出ている小さなサインを見逃さないで。
両親との付き合い方を考える
仕事の道を選んだ以上は、基本的に両親の面倒も視野に入れながら動く必要があります。
兄弟がいても、きっと「あなたは一人だから」という理由で両親の面倒を押し付けられるかもしれません。
一人っ子の場合は、頼る存在もなく二人に支えてもらうのではなく、支える側に回らなければいけません。また実家に住んでいる場合は、できれば一人の拠点を持てるように準備をした方がいいかも。
実家から離れ、両親との距離を物理的にも離すことで、共依存にならずに済むはず。「私が支えなきゃ」と思い込みすぎると、かえってストレスに。両親がまだ基本的に元気に働いて、日常生活を通常通り送れているなら、支えるというよりも見守るくらいでいいでしょう。
仕事の道を選んだからこそ、がんばりすぎないで。
仕事の道を選ぶと、覚悟が決まり、どうしてもハードワーク気味に…。
学生時代のように何もかも忘れて「遊ぶ」時間も大人には必要です。
ONとOFFの境目をあえてなくしているのかもしれませんが、ときどき自分の身体の声に耳を傾けながら、ペースを落とす時間をつくりましょう。