新しいを生み出そう!アナタの『企画力』を底上げする思考術



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♯企画力は意外と必要なスキル

そのスキルを有する仕事をしていない人でも、ときに求められる能力、【企画力】。「どうしたらもっとお店に人が来てもらえるだろう。」という仕事の悩みから「どうすれば、自分のSNSのフォロワーを増やせる?」という個人的な悩みも全て、あなたの企画力次第。でも、世の中にウケるネタを企画するというのはとても難しいことですよね。

やったことがない人なら尚更、どうやって企画を作り込んで行けば良いのかわからないはずです。そこで今回は、初めて取り組む方でもアイディアが浮かびやすくなる習慣術についてご紹介します。

♯世の中に興味を持つ

街の中は企画のタネがたくさん散らばっています。毎日通る道にある広告、お店の外観や建物の作りなど、どれも誰かが最初に考えた“素晴らしい企画”が具現化したもの。企画が立案されてから実現化するまでの間、たくさんの人が意見を出したり、試作を作って、みんなが良いと思ったものだけが世に出ているのです。

企画力を高めたいときは、ぜひこうした街中に溢れている商品・サービスなどのあらゆる情報に興味関心を持って、ぜひあなたなりに「なぜ、それが魅力的な商品(サービス)なのか」と仮説を立ててみてください。そうすると、売れる商品(サービス)の方向性(トレンド傾向、マーケティング手法など)に共通点を見出せるようになっていきます。

情報はただ聞き流すだけでは頭に入らないので、積極的に見聞きすることに興味を示すことで初めて情報が活きていきます。ぜひ企画ネタを探すつもりでアンテナを張って、いつもの通勤経路を歩いてみましょう。

♯ ウケる企画の共通点とは

人に支持される企画というのは、さまざまありますが共通しているポイントは大きく分けて以下のようなものになります。

・どこを探しても、今までにないモノ(世界初・日本初など)
・人との人の繋がりが強くなるモノ(SNSやコミュニティツール)
・日常生活で具体的に役立つモノ(便利グッズ・便利サービス)
・既存商品・サービスで感じた不満を解消するモノ(悩み解決サービス)

これらは新しい事業や製品を開発するだけのお話ではなく、企業イベントや、SNSのフォロワーを増やすための企画にも同じことが言えます。私たち個人に置き換えるとすれば、ハウツーメイク動画配信などは視聴者に役立つ情報で支持されやすいですよね。他にはご自身の趣味を活かした社会人サークルを立ち上げてコミュニティを作るのも支持されやすい企画です。

企画の全ては、受け手側にどれだけの「喜び」や「驚き」、「つながり」、「楽しさ」、「役立つもの」を提供できるかが大切。さらに人に支持される要素の高いテーマをいくつも掛け合わせることで、他の人がやっていない企画を生み出すことができます。

先ほどのメイク動画の例にたとえてみましょう。メイク動画は、誰かにとって役立つ企画ですが、すでにたくさんの人が配信しているので普通のメイク動画を配信しても観てもらえる機会は少ないです。だけど、より具体的に細分化して「ぽっちゃりさんが可愛くなるためのメイク」とより誰かの悩みに特化した動画を配信すると、オリジナリティが出てきますよね。このように、さまざまな要素をうまく掛け合わせることで独自のサービスを発信していくことが企画の基本となります。

♯身近な商材を題材に仮想企画を考える

企画力は、出した企画案の数に比例して高まっていきます。また、1つの企画を完璧に練ろうとするよりも、同じ時間で5つの案を考えるほうが企画も独創的になり、かつ質もどんどん上がっていくのです。なので、妄想レベルで良いので、あなたオリジナルの企画をたくさん作ってしまいましょう。

例えば、あなたのお気に入りのコスメをもっと多くの人に知ってもらうためには、どんなイベント企画を立てれば良いのか、仮想企画を作ってみてください。「誰に」「どんな商品を」「どのようにして」届けていけば、自分の理想通りの結果が得られるでしょうか。スキマ時間でそうした身近なものを商材にして、「もし私だったら〇〇という企画を立てるな」と自然に考えられるようになると、あなたの思考は企画脳へどんどん近づいていっている証拠!

企画力は“楽しむこと”が最大の原動力

企画とは、伝えたいものを伝えたい相手に正しく届けること。

商品でもサービスでも、自分でも。
「これ、素晴らしいんですよ!みんなにもぜひ知ってほしい!」
という気持ちを持って、みんながつい興味を持ちたくなるような方法で伝えていくことが大切です。

また、企画というと戦略的なもの、ビジネスライクな考え方と思われがちですが、大前提として自分自身が楽しんで企画しないと結果的に失敗に終わります。なぜなら、あなた自身が楽しいと思えないものには、絶対に心血を注げないから。

現在、企画を考えているという方、もしくは今後、あなたが何かを企画することに直面したときはぜひ、この「楽しむ」気持ちを忘れないでくださいね。