#MYWORKヒント 初心者ライティング講座レポート!

#MYWORKヒント 初心者ライティング講座レポート!

「女性の働き方」のヒントをお送りする『MYWORKヒント』を連載中のライターharakoによる、初心者向けのライティング講座を開催しました。今回はそのイベントの様子をお届けします。


近年、パラレルキャリアや副業に注目が集まり、仕事をひとつだけに絞らず仕事を複数持っている、または持ってみたい!と思う女性が増えてきています。さまざまなお仕事がある中で、これから始めてみたい仕事として人気を集めているのが「ライター」というお仕事。

そこで、私たちが運営するウェブメディアCinqは、8月25日に「女性の働き方」のヒントをお送りする『MYWORKヒント』を連載中のライターharakoを招いて、初心者向けのライティング講座を開催しました。

文章を書く仕事には興味があるけれど、そもそも何から書けばいいのかわからない……。文章の中身を作るにはどうしたらいいの?など、具体的に教えられる機会の少ない「ライティング」について、3時間のワークショップを通して、現役ウェブライターのharakoがお伝えしました。

ライターのお仕事とは?

ライター、ブロガー、キュレーター、コラムニストなど「文章を書く仕事」と言っても、さまざまです。仕事の内容や、文章の書き方も違うと思います。

そこで、今回のメインテーマ「ライター」のお仕事というのは、主観性だけではなく客観性を大事にしながら読者に必要な情報をお届けすることが大切です。

文章の悩みとしてよく頂く質問は、「相手に伝わる文章を書くことが難しい」ということ。つまり、「日記」止まりになってしまう方が多いのです。自分の書いた文章は、自己満足ではなく、読者目線になっているのか?読者に気づきを与えるような内容であるのか?自分の日記帳に書く独り言ではなく「記事」として不特定多数の人が読んでも恥ずかしくないか。これが、ライターとして必要な要素だと思います。

しかし、今まで「記事」を書いたことがない人が、急にアイディアが湧いてくるわけではありません。記事の書き方のきっかけは、「自分が悩んで解決したこと」を意識するのがオススメです。実際に、自分が悩んで解決できた方法。これは、何か専門的な知識を新たに習得しなくても、今すぐ過去の自分を振り返るだけで始められるのです。

ワークショップで為になったアイディア3つ

では、具体的にワークショップでお伝えした内容を、3つピックアップしてみましょう!

Tips1. 記事案は増やすのではなく“細分化”する

ライターは、文章がただ書けるだけでなく、どんな記事が多くの人に読まれるのか?こんな記事を書いたら面白いのではないか?という「企画力」も必要です。

そこで、陥りやすい悩みは「何を書いたら良いかわからない」「すぐに書く事がなくなってしまった」という足踏み状態……。いわゆる「ネタが切れた状態」で、だんだん記事本数を重ねてくると、アイディアが湧かなくなってしまう壁にぶつかるのです。

そこでポイントは、アイディアを「増やす」のではなく「細分化」することに意識を向けてみましょう!ひとつのテーマに対して、より深く追求することで、中身のある「記事」に仕上げる事ができると思います。

Tips2. 一つのテーマを届ける意識を忘れずに

記事を書いていると、あれもこれも伝えたくなり、一つ記事にたくさんの情報を詰め込んでしまうことがあります。取材記事とかもそうですね。“伝えたい熱”が強いほど、文章が長くなってしまうのです。確かに、情報量が多い方が良いのでは?と思いがちですが読み手側からすると、知らない知識がずらっと大量に書かれていても逆に混乱してしまう可能性も。

そこで、記事を書く時に気をつけていることは、「1コラム 1メッセージ」にすることです。一記事に対して伝えたいメッセージは一つのみに絞ることで、読み手にとってわかりやすい文章になるのです。これは、文字数が多くなっても同じことで、本当に伝えたいテーマを細分化しているのが読み物だと私は思っています。

また、一記事では内容が多すぎると感じた場合は、複数に分けてみるのも良いですね。例えば、メリットとデメリットを両方から考えた記事を、一つずつ分けて書いたりするだけで、読者は要点をおさえながら読むことができるのではないでしょうか。

Tips3. 基本の記事構成を学ぶ

一般的にウェブ記事は、1,000字~2,000字以内が好ましいと思います。先ほども触れたように、読者は一度にたくさんの情報を与えられても混乱してしまいます。そこで、1,000文字の構成の作り方は、上記の資料にまとめています(当日ワークショップ内で配布したものです)。

もちろん、書き方に決まりはないので、自由にアレンジするのは良いことですし、ウェブ記事に関して言えば起承転結のようにストーリー性がなく端的に説明するだけでも成立すると思います。しかし、共通して構成に必要なことは「始めて読んだ人でもスムーズに内容がわかる」記事にすること。順序よく項目を積み重ねていくことが大切です。

よくありがちなのは、問題定義や導入文がない状態で、いきなり結論を書き出してしまうこと。「いきなり言われてもわからない」「なんだか論点を押し付けられている気がする」という感覚に読み手はなってしまうので、自分の中にいろんな考えがあるけれど、結論として届けたいメッセージはこれです!と、一番最後にオチを作ることもテクニックの一つだと思います。

【質疑応答】参加者からの質問が続々と……!

今回ライティング講座に参加する前に、講師への質問を募集したところ、いずれはフリーランスとして活動をしたいと考えている方や、文章をなぜ学びたいのか?など、多くの質問が寄せられました。そこで、質問の一部を紹介します。

Q1. 「フリーライターを目指している場合、何から始めたら良いですか?」

「ライター」と言っても、企業内でコンテンツ作りをしているライターもいます。しかし、フリーランス(個人事業主)として活動していきたいならば、文章を書く技術もそうですが、それ以前に個人事業主の知識を学ぶことが大切だと思います。私自身、就職を経験せずに今まで生きていきたのですが、同僚や上司という概念がないので、答えを導き出すにはいつも自分で知識をつける事が必要でした。

例えば、個人事業主は開業届を出すことから始まりますし、税金も会社が肩代わりで処理してくれるのではなく、全て自己責任になり所得と経費を算出する必要があります。

税金のセミナーに参加したり、税理士の事務所に相談しにいったりしたこともありますし、確定申告のやり方が分からずに、個人事業主の経理の本を見ながら書類を作成し、税務署に直接聞きにいくこともしました。また、保険に関しても同様です。企業に勤めていると、社会保険に加入している事が多いと思いますが、個人事業主になれば国民保険になりますし、個人事業主の場合は、一定額ではなく売り上げに応じて国民保険料も異なります。

もし、フリーランスになるならば、そういった個人事業主のお金や書類について知識をつけることが今後の基盤になると思います。

Q2. 「家庭との両立を考えて、在宅で仕事をすることに興味があります。何か得意分野があったほうが有利ですか?」

「得意分野」があるのは有利だと思います。私も、まったくの未経験から始めたライターですが、文章を書く仕事を依頼される前に、ウェブスクールに通いながら、美容資格8つを取得しました。

実際に、初めて私がライター採用になった時は、文章を書くことはまったく経験がありませんでしたが、美容の知識があることやウェブスクールに通っていたことに興味を持ってくれたのです。

確かに、そういった知識や肩書きがあることで、記事を書く時に説得力が作れると実感したことがあります。特に、ウェブは相手の顔が見えず素性がわかりません。本当に信ぴょう性がある記事なのか?専門性はどれくらいなのか?は、執筆者自らが提示するべきだと思っています。

「資格があれば仕事に繋がる」とは限りませんし、活かすことができない場合もあります。しかし、自分の強み、他者との違いを作る事は大きく仕事に影響すると思います。そして、数いるライターの中で依頼を受けるには「あなたにお願いしたい」を作る事です。自分にしかできない“味”をぜひ探してみてください。

Q3.「仕事の依頼は人脈作りが大切ですか?効率よく仕事をする工夫があれば知りたいです」

人脈を広げて、お仕事をもらうことは一概に悪いともいえませんが、それに力を入れすぎると交流会やセミナーに時間を割かれてしまい、最終的には非効率だと私は思っています。過去に人脈作りを頑張っていた時期もあるのですが、ウェブだからこその強みは、知らない人でも検索したら自分の記事を見る事ができますよね。これを、最大限に活かす方が効率が良いのではないか?と気づいた時がありました。

もし、まだ仕事として記事を書く機会がないならば、自分の仕事用ブログに記事を書き溜めていっても良いですね。それらを、一つにまとめたオフィシャルサイト(ポートフォリオ)を運営することで、インターネット上の営業窓口が出来上がります。

これが意外とできている人は少なく、「SNSのDMからお願いします」「このメールアドレスにメッセージを」と直接自分のアドレスを貼り付けている方を見かけることもありますが、セキュリティ面を考えても正式なオフィシャルサイトの問い合わせフォームは必須だと思います。

フリーランスは、一人で仕事をします。営業も、作業も、経理も、仕事管理も。それを、全部一人で詰め込んでいると、時間がいくらあっても足りませんし、どんどん苦しい仕事になってしまいます。これを回避するためにも、一人だらこそ自分の身体や時間を使わずに仕事が流れる方法を考えてみましょう。

経理も、ノートに手書きではなく、オンラインで打ち込むだけにする。クレジットカードやデビットカードをオンラインで管理できるように設定して、履歴を残しておくのも工夫の一つです。営業も、あてもなく名刺交換をするならば、興味がある人がいつでも観覧できるようにウェブ上で公開しておくのも時間削減の工夫なのです。

※以下の『MY WORK ヒント#27』でも、営業ツールについて紹介しています。

時間を使うのは非効率。フリーランスが意識したい営業ツールについて|MY WORK ヒント#27

https://cinq.style/articles/831

ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第27回目は、自分で仕事をする際に、自分の時間を使って営業することに関して考えます。

会社員も主婦も。ライフスタイルが向上する“ライター”に注目!

今回の参加者は、会社員から、主婦などさまざまな職業や立場の人がいらっしゃいました。

みなさん真剣にメモを取る姿が印象的で、たくさんの質問も飛び交う参加型のワークショップとなりました。働き方の多様化が進む一方で、自分に合っている仕事が何かわからない……いう方も多いと思います。

今回のようなワークショップの「学び」を通して、なにか仕事につながったり、自分なりの『#MY WORKヒント』が見つかったりすれば、私たちウェブメディアCinqも嬉しいです!

★Twitterで「#MYWORKヒント」のハッシュタグをつけて、お仕事への質問を投げかけると、ライターharako・編集部から実際に答えがくる企画はまだまだ継続中……!

ぜひ、今回参加していない人も、ハッシュタグを活用してみてくださいね♪

MY WORKヒント連載はこちらから

この記事のライター

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https://harako.jp

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こんにちは、ライターの渡辺彩季です。 この連載では「多様な女性の働き方」をテーマに私とゲストで対談をさせていただきます。 今回のゲストは、通訳家の李起林(イ・ギリム)さん。生まれ育った韓国を離れて、通訳家として日本で活動されている素敵な女性です!


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