3週間で「全米ヨガアライアンスRYT200」を取得できるプログラムに参加
2015年10月から11月になけて、「全米ヨガアライアンスRY200」を取得するためにサンガワイ主催のティーチャートレーニングに参加しました。
場所は、ハワイ!
大自然に囲まれた、いつもと違うロケーションは特別感があり、リフレッシュすることができました。
メイン講師は、ハワイのヨガスタジオで教えているヨーコ先生。
留学言うと「現地の言葉が話せないとついていけないかな?」と不安になってしまうかもしれませんが、日本人向けの留学プログラムなので、基本的に授業は日本語です。
解剖学や女性のためのヨガの授業など、担当の先生によっては英語のものもありましたが、ヨーコ先生が通訳をしてくださるので安心して学ぶことができました。
「全米ヨガアライアンス」は資格取得までに200時間学ぶのですが、こちらのサンガワイのプログラムでは1日10時間の授業を20日かけて受けるというものでした。
一週間のうち土曜日だけが休日で、期間は約3週間です。
短期集中コースということで「しんどい」「辛い」「家に帰りたい」と感じることもありましたが、毎日ヨガ三昧だったので、トレー二ングのことだけを夢中で考えることができました。
ヨガ留学期間中は、写真のスターハウスという家で同期生11人と講師と共同生活をしていました。
ホームステイやルームシェアの経験がなかった私にとっては、ここで過ごした3週間は……なんだか夢のように感じる日々でした。
シャワーやドライヤーを順番に回したり、洗濯や乾燥機なども家族のように一緒にしたり。
基本的は2~4人で相部屋だったのですが、オプションで個室をとることができたので、私は1人部屋にしていただきました。
土曜日の休日以外は授業以外でこの施設を出ることはなく、もし必要なものなどが出てきたらアシスタントに買い物をお願いします。
カリキュラムの内容
通常スタジオで受けるヨガレッスンとは違って、座学も多かったです。
1日10時間と言ってもずっとポーズをとっているわけではありません。
授業の内容は、哲学、解剖学、ヨガビジネス……ほかにも隣接されたオーガニックファームで農業体験をするなど、ライフスタイルの勉強をすることができました。
ティーチャートレーニングということで、教育実習もします。
インストラクター役を交互にやって、みんなが教える側に回るのです。
持ち時間に合わせて授業の内容を考えたり、ポーズのアジャスト(調整)をしたり……マントラを唱えることも!
すでにインストラクターの仕事をしている方は慣れていますが、教えたことがない人にとっては初授業になるので感極まって泣いてしまうメンバーもいました。
そして、卒業がかかっている最後の実習は本当に緊張もの!
直前は、みんな一生懸命ノートとにらめっこをしていて、切羽つまっていたのが懐かしいです。
1日のタイムスケジュールの例
留学中の基本的なスケジュールは、このような感じでした。
7:00~9:00 プラクティス
9:00~10:00 朝食
10:00~12:00 モーニング・ワークショップ
12:00~13:30 昼食
13:30~18:30 アフタヌーン・ワークショップ
18:30~19:30 夕食
19:30~20:30 哲学
その他の時間で自主練や勉強、家事などをします。
サンガワイのティーチャートレーニングにかかる費用
2018年9月現在のサンガワイのホームページの情報によると、
トレーニング費用と宿泊費・食費(一日3食付) 782,800円です。
ヨガウェアや教科書を買い足す準備費用や現地での休日に使うお小遣いを考えると、1,000,000円ほど見ておくといいでしょう。
近くのヨガスクールに通って「全米ヨガアライアンス」を取得することもできますが、泊まり込みのティーチャートレーニングは講師との距離も近いというところが魅力的です。
深いところまで学ぶことができるので宿泊費や食費込みでこの値段なのはかなりお得だと思います。
サンガワイの留学プログラムの特徴
サンガワイのヨガ留学プログラムで印象深かったことと言えば、農業体験。
学生のころは授業で作物を育てて収穫したことがありましたが、大人になってからはなかなかする機会がないという方が多いのではないでしょうか?
スターハウスのすぐ横にある「カフマナオーガニックファーム」で、作物を植えたり、収穫をしたり……指示に従って、お手伝いをします。
また、ニワトリ小屋に入って、産みたての卵をとるという体験も。
こちらで採れた野菜やフルーツは、のちに私たちの食事になります!
ファームで働く方が食べ物について詳しく教えてくださるので、とても勉強になりました。
とっても広い畑なので、たくさんの種類の野菜やフルーツが植えられています。
ただ単にヨガを学ぶだけではなく、“自然と共存する”ということも教えられました。
食べ物に関してもそうですが、もちろん動物のことも。
東京に住んでいる私は、久しぶりにテントウムシを見て感動しました。
“ポーズをとるだけがヨガじゃない”。
余裕を持つことや、心を穏やかにすることも重要です。
体と心は繋がっているので、マインドの部分にも意識を向けてみることで視野がグンと広がりますよ!
大自然のなかで健康的な生活ができる
サンガワイでのヨガ留学プログラム中は、スターハウスに隣接されているカフェで食事をいただきます。
「留学=太る」という心配をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日オーガニック食材をふんだんに使ったバランスのいいベジタリアンメニューを用意してくれるので、とっても健康的!
体のなかからきれいになれますよ。
朝はビュッフェ、昼夜は日替わりでいろんなメニューが出てきました。
サンドウィッチ、パスタ、オムレツなど……とにかくレパートリーが多いので、飽きることがありません!
野菜中心ですが、スープやサラダも付いてくるので満足できます。
また、お腹が空いた人のために間食用のドライフルーツやナッツなども用意してくださいます。
卒業後も繋がりがある
サンガワイは、卒業したら終わりではありません。
ヨーコ先生が毎年9月に日本でワークショップを行うタイミングで、毎年同窓会が開催されています。
私は3期生なのですが、2018年9月の現時点で11期生までがティーチャートレーニングを卒業しています。
ヨガ好き同士なので話も盛り上がりますし、期が違ってもすぐに馴染むことができるから毎回奮って参加しています♪
卒業生とさらに学ぶ場を作ることを検討中とのことですので、サンガワイの今後の展開が楽しみです♡
ヨガ留学は、私の人生のターニングポイントになりました
私のヨガ留学体験をご紹介させていただきました。
現在ヨガインストラクターの仕事をしているわけではありませんが、ヨガをすることが大好きなので、この先もスタジオに通い続けるつもりです。
ヨガは自分の身体が健康に動いてくれるなら、おばあちゃんになってもできるスポーツ。
ただなんとなくインストラクターの見よう見真似でポーズをとるだけではもったいないと思います!
根本的な部分から学ぶということで、きっと考え方に違いが出てきますよ♪
この記事を読んで気になった方は、ぜひ「全米ヨガアライアンス」や「サンガワイ」をチェックしてみてください♡