「こだわり」だと思っていたら頑固扱い⁉︎ こだわりの境界線って一体どこ?



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♯ こだわりがあるのは素晴らしいこと

まず第一に、仕事に対してこだわりを持つことは本当に素晴らしいことです。周りが「細かい」と感じてしまうくらいに緻密に、細部にわたって行き届いた仕事ができているご自身を褒めてあげましょう。決して周りのネガティブな言葉だけに左右されないでくださいね。

どんなに細かい、面倒、頑固と思われていてもご自身がその“こだわり”は必要だと自負しているならそれを突き進む勇気を持ちましょう。でも、もしそこまでする必要はないかもしれない。と思うことに関しては見つめ直して見ても良いかもしれません。ご自身の仕事の流儀を時々、見直してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

♯ 迷ったら、周りに相談をする

絶対ではないけれど、ここを妥協しても良いものかわからない。だけど、こだわり持つべきではないのかもしれない。判断に迷ったときは、まず周りにそのこだわりについて相談してみましょう。

こだわりを強く持つタイプの方は職人気質なので、一つのことを一人で極めるには秀でた才能を発揮することができます。しかし、現代社会では人と人との関わりなくして仕事はできません。ときに、100%の完璧ではなくても80%の完成度で作業を手放す必要もあるものです。

こだわりを持つ方は、すべての事柄を100%で完遂しようとしてしまいがちなので、ご自身が絶対に必要なこだわりではないかもしれない、という揺らぎがある場合は周りの意見に従ってみると良い結果に繋がるかもしれません。

♯ 無理に人に押し付けない

仕事は決められたルールや作業に則って行うことが多いですが、だからといって、皆が同じ結果を出すわけではありません。それは作業のどの部分に力を入れているのか、どれくらいの裁量で仕事をこなしているのか、働く人によって考え方、取り組み方が違うからです。

そのため時々、自分のやり方と隣の人のやり方が違うことに、違和感を覚えたり、ヤキモキしてしまうことがあります。でも、決してご自身のやり方を人に押し付けようとしないでください。もちろん、規則に則っていないやり方や、まだ会社に入りたての新人さんに対しては会社の同僚として意見する必要があると思います。

しかし同じようなキャリアで、相手なりに真面目に仕事をしているのであればご自身のこだわりである部分をむやみやたらに押し付けない方が、周りとの余計な衝突をなくすことができます。ご自身のこだわりはご自身のものだけと割り切って行うことも忘れずに。

♯個性の1つとしてこだわりを愛する

他人から見れば、どうでも良いと思うようなことにも、細かく目を凝らし仕事に取り組むのは誰にでもできることではありません。それもあなたの個性であり、魅力なのです。

しかし、その自分の当たり前を、周りにも押し付けたり、出来ていない人のことを否定すると、あなた自身も「面倒な人」、「細かい」といった否定的な見られ方をするようになるので、そこだけ気をつけて。自分と他者の違いを受け入れつつも、自分らしい働き方に自信を持って!