私らしい人生のバランスって?
女性は仕事・結婚・出産のどこまでを選ぶかによって、人生の色が変わってきます。
仕事を最優先に生きていたいという人もいれば、大切な人とともに穏やかな暮らしをしていたいと思う人もいて、決して正解は一つではないからです。
他の人の生き方をうらやましがるのではなく「これが私の人生です」と言い切るためには、どうすればいいのでしょう?
キラキラしていられる時間が長い選択肢をとる
キャリア・結婚・出産。器用な人は、すべてをクリアしながら人生を進んでいけるかもしれません。しかし、なかには仕事に生きるように運命が定められている人もいます。プライベートを充実しようとすると、仕事がうまくいかなくなり、私らしい時間が減ってしまうのです。
人生の取捨選択をしていくときに、一番大切にしたいのは、どの選択肢が一番、キラキラしていられる時間が長いかを考えるべきでしょう。
たとえば、キャリア志向の強い人は、生活面も律しながら、常に仕事でベストパフォーマンスができるように調整しています。他の人からしてみたら、ストイックな生活にみえても、本人にとっては一番心地よく、多少、悩むときはあっても、キラキラしていられる人生です。
一方、仕事をするのは好きだけど好きな人と笑い合っている時間が一番私らしさを感じられる人もいます。これはどちらかが悪く、どちらかが正解という話ではなく、自分に定められている宿命や運命のようなものを見つけ出すことが大切です。
他の人の生き方を否定しない・自分の生き方も押し付けすぎない
30代になった途端に、再び結婚ラッシュがはじまります。20代後半で落ち着いたはずなのに、再度、自分自身と向き合う時間が長くなります。そこでようやく、自分がどういう人生を歩みたいのか、結論を出し始められるようになります。
他の女子にとっては結婚や出産をすることが正解であっても、産まない覚悟やひとりでいる覚悟があるからこそ、仕事が成立する人もなかにはいます。そこで気をつけたいのは、他人の生き方をむやみやたらに否定しないことです。
自分は結婚をしない、あるいは子どもを産まない可能性が高くても、だからといって、奥さんになった友人たち、ママになった友人たちと疎遠になる必要はありません。
ただ、相手から「独身って自由でいいわよね」と言われたら、それはまた話が違いますが……。
30代になると、20代特有のもがきがなくなり、落ち着いてきます。後半に入ると、精神的に楽になれる部分は、さらにでてくるでしょう。
産まない覚悟、ひとりでいる覚悟が必要な場合も
世の中には、子どもを産むことよりも仕事に人生をかけていたい、あるいは結婚は選ばず、精神的な自由を選びたいと考え、実際に行動に移している女性たちがいます。
決して、出産や結婚を否定するわけではありませんが、本気で叶えたい夢や目標があると、どうしても諦めなければいけない部分が年々、増えてきてしまいます。
それでも前に向かって進んでいたいのか、あるいは、やはり家庭をもちたいのかは、人によって結論が違ってきます。大切なのは、自分がどう生きたいか。どんな未来にたどり着いていたいかです。
30代に入れば、経験値も上がってきて、さすがに自分の中心軸をどこに置けばいいのか分かってくるはず。
取捨選択をしながら、自分の意思で未来をつくりだす
全部を同時に進めようとすると、どうしても中途半端な状態になってしまいます。
今の最優先事項は何なのか、これから人生を進んでいくうえで、一番重要なものはどれなのかを常に考えながら、少しずつ取捨選択を進めてまいりましょう。
きっと30代後半に入る頃には、仕事とプライベートの比率が明確に見えてきますよ♡