自分の名前が、肩書きになる時代
フリーランスにとって、SNSは大切な仕事道具。最近はフリーランスに限らず、会社員として働きながらも、SNSを通して仕事を依頼され、複数の肩書きをもつ方達も増えているようです。
筆者自身もSNSをきっかけに、仕事が広がりはじめていきました。今回はTwitterに焦点をあて、仕事を獲得する方法をご紹介してまいります。
SNSは履歴書
フリーランスとして働く場合、ホームページは必須です。ただ、自己流のホームページを開設するくらいなら、資金が貯まるまでは、SNSを中心に実績をみせて仕事を広げた方が、ブランディングという点では効果的でしょう。
仕事の規模が拡大した時点で、専門の人にホームページの制作を依頼し、より軌道にのせるべきだ、と筆者は考えています。
SNSを通して、定期的に声をかけてもらうためには、履歴書として更新する意識が大切です。
たとえばWebライターの場合は、署名記事に関してはSNSで積極的にシェアする。たとえ反応がなくても、履歴書として更新しているわけですから、反応の上がり下がりを気にする必要はありません。
自分が一担当者になったときに「この人は圧倒的な実績があるから、だいじょうぶ」と思ってもらえる、そんなSNS履歴書をつくることがポイントになります。
職種に合わせた魅せ方を覚える
最近、SNSでメインとなりつつあるのは、InstagaramとTwitter。Twitterを更新するときも、職種に合わせた魅せ方を覚えていきましょう。
たとえばWebライターは、文字を書く仕事です。Instagramは画像メインですから、テキスト重視のTwitterを主軸としながらSNSを更新した方が、よりファンもつきやすくなります。
さらにTwitterを更新するときも、ライターですから、画像はあまり載せません。イラストレーターさんなら、画像メインで載せても「作品展示」となり、ブランディングにもなりますが、書くお仕事は、あくまでも画像よりも言葉です。
ですから、ライターが画像を並べすぎると、パッとみたときになにをしている人なのかが分かりにくくなってしまうのです。つまり、職種に合わせた魅せ方を覚えるのが重要なポイントなんです!
仕事に関する愚痴は一切書かない
基本中の基本ですが、Twitterを含め、SNSを更新するうえで仕事に関する愚痴は一切書かないのが大前提です。
フリーランスになってから6年目ですが「どうして?」「なぜ?」と現状に納得がいかない瞬間は、今までに何度もありました。けれど、そのままの感情をTwiiterに書いていても、そこからは何も利益が発生しません。
むしろ、自分が一担当者でしたら「仕事を依頼したことで、悪口を書かれたくない」と、警戒します。そもそも、SNSを公開している以上、いつ誰にみられるか分かりません。
信頼関係を壊したくないなら、Twitterには一切、愚痴を書かないこと。自分の中で、ぐっとこらえれば、いつかはまた、素敵なお仕事が舞い込んできます。
ファンづくりよりも、企業担当者に向けたSNSづくりを意識する
SNSは履歴書です。つまりファンを増やすよりも、サイト運営者でもある一企業の担当者に向けたSNSづくりを意識した方が「仕事獲得」という意味では、非常に有効的になるのではないでしょうか。
さらに注意したいのは、依頼がきても、いちいち外に向けて自慢する必要もありません。一喜一憂をしないことが大切です。
感情に任せて投稿するのではなく、必ず下書きを作成し、しばらく寝かせたうえでTwitterを更新してまいりましょう♡