街コンや地域のイベントなどでも活性になっている「婚活」。とあるアンケートで婚活がうまくいった人、失敗した人の割合はだいたい半々だったそうです。では、婚活がうまくいく人といかない人の違いは一体どこにあるのでしょうか?
出会いがあっても、恋愛に発展しないという悩みをお持ちの方のために、婚活が成功する・失敗する人の違いを3つのポイントに要約し、わかりやすく解説していきます。これを読めば婚活がうまくいく可能性もグンとアップ。是非意識してみてください。
①焦りのあまり“次に付き合う人と結婚する”という気持ちが強すぎる
ある程度の年齢になると、皆さん「結婚」を意識しますよね? しかし結婚を意識しすぎるがあまり「次に付き合う男性と結婚するんだ」と思いすぎると失敗する傾向があります。
“次に付き合う人と結婚する”となると当然、
「年収はどのくらいなのか」
「プライベートではどんな生活をしているのか」
「結婚願望はどのくらいあるのか」
などと、詮索しすぎてしまうことがあるはずです。その結果、慎重になりすぎて結婚相手にふさわしい男性を決められず、結婚どころか交際にすら発展しない……なんてことになりがち。
その空気感を男性が察知して「この子、なんだか面倒な子だな」と感じてしまう可能性も大いにあります。以前にも紹介しましたが、男性は結婚という責任を取りたがらない傾向にあるのです。
「結婚前提の真剣なお付き合い」は立派なことですが、結婚を意識しすぎて時間をかけたり、相手を見定めていると男性から煙たがられるのがオチ。せっかく時間を使って婚活をしているなら「良い人だな」と感じた時点でデートに行きましょう。その方が、よほど良い人と結婚できる確率が上がります。
そして“焦らない”ことです。感情で物事を判断しがちなのが女性です。焦ると人間のマイナスなところ(多少時間にルーズなど)がとてつもなくだらしなく感じてしまい、「この人は無いな」と判断してしまうことが多くなります。
普段なら許せる範囲内でも焦っているがあまり、イライラしてしまう。その空気感がせっかくの婚活を失敗に導いている可能性は高いでしょう。
逆に婚活がうまくいっている人は結婚という結果に焦らず、「とりあえず良さそうな相手とは積極的にデートや交際する」というフットワークの軽さを持っています。
そもそも運命の人と出会えるのは確率です。積極的な人と、相手を詮索しすぎてチャンスを逃す人。どちらの方が確率が高いかはいうまでもないでしょう。
②そもそも理想条件が高い
これもあるあるなのですが、「年収500万以上」「安定した仕事に就いている」「旦那、夫の役割をしっかりとこなせる人」など、女性が“結婚相手に求める条件”があると思います。
しかし、いったんこの条件は捨てましょう。
今の時代は「共働き」が主流です。もちろんあなたが専業主婦になりたい、という希望があるのならば応援はしますが、結婚後も共働きを希望する女性も増えているのがリアルです。専業主婦になるという目標がある場合は、なかなかのスペックを持ち合わせた男性と出会わないと厳しいかもしれません。
子供が1人いて、家族がお金に不自由なく生活できる総年収(夫婦の年収)が800万以上だと仮定します。一方30代サラリーマンの平均年収は、450万ほど。これだけの差があるのです。
安定した仕事とはそもそも何でしょうか?
今の時代、国家公務員くらいしか本当に安定したといえる仕事は無いと思います。
働き方改革で社員の勤務時間が減るのは良いことですが、今までの仕事の流れを変えずに社員の勤務時間だけ減らせば企業の利益は減る可能性が上がります。そして、経営が厳しくなる→倒産
ということもありえます。
「えー? とはいえ、そんなことないでしょ?」と思う方もいるでしょう。けれど、今現在日本トップクラスである某電気メーカーは経営困難でなんと約7,000人のリストラを打ち出しています。
理想を掲げて婚活するのは否定しませんが、もしかしたら今は、そういう時代ではないのかもしれません。相手に求める条件を考える前に自分自身の人生設計を考え、それに沿ってアクションを起こす必要があります。
③これは厳禁! 意外な原因は「趣味」にあり?!
最後のポイントはこれ!
「趣味が意識高い系」。これ、結構禁物だったりします。
例えば、「エステ通い」。
「週に1回はエステに行って全身をキレイにしてるの」というようなもの。もちろんいつまでも美しくいるための努力は素晴らしいですが、それを男性に言ってしまうと「結婚したら金がかかりそうだな」と思われてしまうかもしれません。
さらに海外旅行など。知らなかった文化に触れ、ご自身の価値観を広げる……なんて素晴らしいでしょう! がしかし、それなりに収入があってアクティブな人なら問題ありませんが、一般の男性に対してならアピールしない方が吉。
何度も繰り返しますが、男性は結婚においてはとことん責任を取りたがらないもの。奥さんを養うお金と、趣味を満たしてあげられる出費が増えるということを考えただけで、荷が重いと判断されるでしょう。本気で結婚を考えているのであれば「意識高い系趣味」を辞めるとまでは言いませんが、レベルを落とす必要はあると思います。
結婚という儀式は一通り、結婚生活は十人十色
さぁ、いかがでしたか。一昔前よりも確かに結婚のハードルは男女共に上がっています。お互いがリスクばかりに目が行き、その先にあるであろう幸せに気付かない。
晩婚化が進み、さらには子供を産むリスクまで増える……。確かにその通りなのですが、幸せなんて価値観は人それぞれ。「結婚」という“儀式”は一通りですが、「結婚生活」は十人十色です。相手を条件なんてもので計らず、1度きりの人生なのだから自分の人生設計に沿ったパートナーを探してみてください。