付き合って随分経つのに…。結婚してくれない彼、いつまで待つべき?



結婚願望がない男性と現状維持は不可能?

交際中の彼は彼女を大切にしてくれるものの、結婚の話をすると、いつも曖昧な返事であったり、機嫌が悪くなる。中には、「結婚願望がない」と言い切る男性もいるそう。

そして、決して男性から別れを切り出すこともなく、結婚適齢期を迎えた女性に対し、ずるずると現状維持を希望する……こういった男性が増えてきているようです。そして多くの場合、女性は結婚してくれないこと以外にはとくに不満がないという理由で、彼から離れるという決断がなかなかできません。

しかし、恋人関係は、親子関係とは違って“無償の関係”ではありません。恋愛感情には期限があると言われていますから、恋人関係を別の形に移行することができなければ、いずれは終わりを迎えることになります。
当たり前かもしれませんが、婚姻関係とは違い、恋人関係には何の責任も伴わないため、突然に呆気なく終わってしまっても不思議ではないのです。

そもそも、結婚しなくてはいけないのか

ここで、かの有名なファッションブランド『CHANEL』の創業者である『ココシャネル』を例に考えてみましょう。彼女が最初に愛人となった男性のエティエンヌ・バルサンに結婚について問いかけた際、エティエンヌはシャネルにこう言ったそうです。

「僕は君に『結婚しよう』と約束した覚えはない。
僕は君を愛しているし、いつまでもここで一緒に暮らしたい。
結婚しているのと、してないのと、何がどう違うというんだ?」

シャネルがこの言い分に納得したのかどうかは、定かではありません。
その後の生涯においても、シャネルは有力者の恋人や愛人になるものの、一度も結婚することなく最後にはひとりで息を引き取ったと言われています。
しかしながら、自身のブランド・生き方を確立した彼女の生き方は大いに称賛に値しますし、彼女が社会に与えた影響は計り知れません。当たり前のことかもしれませんが、結婚することだけが重要な事ではないのです。

結婚しているか否かはどう違う?

女性はあまり意識されていない方も多いようですが、男性にとって、『妻』と『彼女』の立場には雲泥の差があります。

とくに、男性にとっての『結婚』は、愛情面だけではなく「社会的意味」も大きいと言えます。
それは、時に地位や財産、人生をも左右するほど大きいもの。
また、「けじめをつける」という表現をされる方もいるように、男性にとっての結婚は、「その女性の生涯に責任をとるというけじめ」でもあります。(もちろん、そこまで考えている方がすべてではないようですが…)

たとえ男性がどのように言ったとしても、結婚しているか否かによって、その関係性は全く異なると認識すべきでしょう。

「付き合っているのに、結婚はしてくれない」これは、不思議な話ではありません。
極端な話、女性は一晩単位であれば有名人とだって付き合うことはできます。ですが、結婚は別です。「付き合う=結婚の可能性大」という考えは少し甘いのかもしれません。

「結婚してくれない」けど、それ以外は不満のない男性。一見、聞こえは良いのですが、結婚願望のある女性にとっては、他の要素を考慮する必要がない程に大きな不安要素を含んでいる男性とも考えられるはずです。

自分が主語になる生き方を

男性に人生計画があるように、同様に、女性にだって人生計画がある。中でも、子供が欲しいと願う女性であれば、当然のことです。
結婚はできないという彼をいつまでも待つならば、数年後に彼と別れ、それと同時に子供を産むという選択は諦める年齢になってしまうかもしれません。もちろん、結婚はしなくとも、今の関係性のまま末永く仲良く過ごしているかもしれません。

心の中に留めておくべきなのは、私たちは、どんな時でも何らかの選択をして進んでいるということ。たとえ選択を先延ばしにしたとしても、否が応でも選択せざるを得ないときが来てしまうことでしょう。
Cinq読者の皆様には、誰かの決断をただ待つだけなのではなく、ときには自分自身で決断をする勇気を持ってほしいと考えます。そして、結婚をしてもしなくても、自分自身が主語になる生き方を選択してほしいと切に願っています。