ペコペコしすぎるのは印象的によくない!?
営業に出た時や、外部の人と接する時、みなさんはどのように接していますか? 仕事上の付き合いだから、顧客様だから、と謙虚に接することはもちろん大切ですが、いつでもどこでも頭をペコペコ……下から下からの態度ばかりでいると仕事がうまくいかなくなってしまいます。日本人の特徴でもある「謙虚さ」や「慎ましさ」は使い所を間違えずに。今回は、謙虚すぎることによって起こる仕事でのデメリットについて、お伝えしていきたいと思います。
頼りない印象がついてしまう
人にペコペコ、頭を下げてばかりの人は、人に頼りない印象を与えてしまいます。低姿勢すぎると「この人に任せて本当に大丈夫?」というように心配をされてしまうので、自社の商品や強みは自信を持って話した方が効果的。
もちろん高圧的に話すのは論外ですが、どっしりと構えている人の方が説得力があるように感じます。
仕事ができない、信用できない人だというイメージがついてしまう
何かあるごとに「すみません、すみません」と謝罪の言葉を癖のように使ってしまうと、いざ問題が起こったときの謝罪も相手に響かなくなってしまいます。必要以上に謝ることによって、謝ることに慣れている、つまり仕事がデキないというイメージをつけてしまうのです。
理不尽に言いくるめられないように、謝りどころを間違えないようにしましょう。
仕事を押し付けられてしまう
断ることを知らずに、なんでもペコペコと許してしまう人には、どうでも良い雑用も押し付けられることが増えます。というのも「あの人なら、なにをやらせてもいいだろう」と思われてしまうからです。仕事が頼みやすい=話しやすい人とプラスに捉えるのもほどほどに。無駄な残業や人の尻拭いに時間を取られていると、職場でも仕事がデキない人だというレッテルが貼られてしまう可能性もあります。
ホイホイ仕事が押し付けられないように、優しい雰囲気はそのままにNOという決意を持ちましょう。
ミスを押し付けられてしまう
同じ職場内でも、ミスが起こった時におどおどしている人が疑われやすい傾向にあります。これも、理由として「自信が無さそう」に見えてしまうことが原因です。何かやましいことがあったから、そういった態度をしているのかな? と勘違いをされてしまうのです。
自分が間違ったことをしていない場合は、意思を強く、毅然とした態度で過ごしましょう。
謙虚にも度が必要
何事にもやりすぎは禁物。
謙虚の度がすぎてしまうと、ただただ“自信がない人”という印象がついてしまいます。それが自分だけのものなのか、自分の仕事に対してもそうなのか。しっかりと分けて考えることが大切です。
「あの人はちゃんと理解ができているんだろうか」、「あの人に頼んで本当に大丈夫かな?」と人を不安にさせるようでは社会人としても一人前とは言えません。
自分と一緒に仕事をした人が不安にならないように、期待や自信を持たせることも、ビジネスでは必要なのです。周りに理不尽に言いくるめられないように、自信を持った態度を心がけてくださいね。仕事のプライドは、謙虚さとは別モノだと考えて。