手の動きで嘘をついているかわかる?! “仕草で相手のウソを見破る”コツ



前回は「嘘をつくと増える言葉、減る言葉がある!? 動作以外で相手の“ウソを見抜く”方法」という記事を書きましたが、今回は第2第として<仕草編>について紹介。
今回は相手の動作……特に手の動きに注目して解説していきます。これを見るだけでメンタリスト並みの洞察力が手に入る! 相手の手元に注目していきましょう。

表情から嘘を見抜くのは難しい

嘘を見破るとなると一番イメージできるのが「顔の表情を見抜く」ことではないでしょうか? 嘘をつくと笑顔が引きつったり、瞬きが多くなったりとわかりやすい特徴があるように思えます。けれど、実は、顔の表情から嘘や心情を見抜くのはとても難しいことです。

「嘘を見破るとなれば、見るのは相手の顔しかない!」と思っていたあなたに、微表情分析の第一人者ポール・エクマンが行なった研究のデータを紹介します。
実は、“嘘をつくときに表れる微表情は一秒の 25分の1しか続かない”とされているのです。人間の目は瞬時に相手の微表情を見極められるほど鍛えられていないので、よほどの訓練をしていないと、相手の微表情を見抜くのは困難だということです。あなたがメンタリストや警察官になりたいのであれば、勉強を強くおすすめしますが、わざわざ微表情の勉強をしなくても、もっと分かりやすい仕草を見抜けるようになればいいのです。それが今回、手の動きだというわけです。

どうして手の動きを見るの?

ではどうして、表情ではなく手の動きが分かりやすいのしょうか?
その理由は、「ほとんどの神経指令は脳から出されている」からです。反射(熱いものを触ったときにすぐに手を引っ込められるような反応)を除いて、無意識だろうが意識していようが、ほとんどの身体の動きは脳から指令を出しています。

そしてその神経が一番近いパーツが、顔。
当たり前ですが、頭の中に脳があります。顔は頭部なので、顔が一番近くにある。すなわちもっとも動きを制御しやすい場所でもあるのです。本当は快く思っていないことでも、怒りを堪えたり、笑顔を作るのは、結構簡単。これは指令を出している脳が近くにあるから。なので、嘘をついているときの表情や焦りの表情もコントロールしやすいのです。だからこそ微表情が見抜きにくい、というワケなのです。

一方、手足は脳から一番遠くにあります。無意識の反応が出やすかったり、潜在意識がモロに出てしまうのが、脳から遠い場所にある手足なのです。足は靴を履いていて、変化がわかりづらいため、手にフォーカスを当てて紹介していく、ということになります。

手の動きで嘘を見破るのはとても簡単!

さて、手の動きがなぜ見抜きやすいのかを伝えたところで本題に入りましょう。
どうしたら手の動きで、相手の嘘を見抜けるようになるのか。

その答えはとても簡単で「手の動きが少ない、または全く無くなる」かを見るだけです。 誰かと会話をしているときに、オーバーにジェスチャーをしながら話をする人もいますが、大抵の人は会話の中に多かれ少なかれジェスチャーを取り入れます。そのジェスチャーの回数に変化があるかどうかで、それが嘘であるかが判断できるのです。

これは「嘘をつくことにより、言葉や表情にボロが出ないようにしよう」という潜在意識が働いているから。どうしても手の動きにまで気がいかなくなるのです。なので、急に手の動きがピタッと止まることさえあります。手の動きは、とても簡単に嘘を見抜く指標になるのです。

例えば、
「先週参ったよー、仕事でミスしてさ」
「そうなんだー。で、昨日はどこに行ってたの?」
「昨日? 同僚と飯に行ってたよ」
このような普通の会話でも、急にジェスチャーが無くなったら要注意。「ヤバい、嘘をつかなきゃ」と思うと同時に、「とりあえず同僚と飲み行ってたことにしよう」という突発的な考えで頭がいっぱいになり、手に意識がいかなくなる可能性が高いです。

注意することは「一つの動作だけで嘘だと決めつけるのは危険」だということ

手の動きは、嘘を見破る強力な指標になるとはいえ、注意点も存在します。
それは「一つの仕草で嘘かどうか判断することはできない」ということです。

こう言ってしまうと「え!?今までのはなんだったの!?」と思うかもしれません。確かに、手の動きが少なくなるのは嘘を判断する強力な指標ですが、怒っているときや疑っているとき、感情のコントールができなくなる時ほど手の動きは少なくなるのです。 なので、必ずしも嘘をついているとは限らない。相手が感情的になっているのかもしれないし、説明方法を考えているのかもしれないということです。
これは人間心理を見抜く上で、どんな表情や仕草にも言えますが、「一つの指標で判断してはいけない」ということなのです。

確かに、相手を疑っているときに手の動きで嘘を判別するのは効果的ですが、他にも言葉のチョイスや声のトーン(上ずっていないか?)などを判断して見抜くと正確になります。

文頭にも書いた「嘘をつくと増える言葉、減る言葉」にもその答えが載っています。そちらもぜひ、合わせて参考にしてみてくださいね。この2つを組み合わせれば、ほぼ間違いはないでしょう。浮気男に騙されたくない、嘘をつく人とは関わりたくない。そんな人はこれらの方法を覚えておくと良いでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=JFdzw0ik2KM