加入しすぎに要注意。「サブスクリプション」のメリットと自分に合うサービスの選び方



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サブスクリプションは本当に便利なのか?

最近よく耳にする「サブスクリプション」。
利用期間に対して一定の対価を支払うサービスを意味しており、「定額制」「月額制」と意味は一緒です。テレビやインターネット広告などで見かけることも増えてきましたが、そもそもみなさんはサブスクリプションを利用したことはありますか?
月額で音楽や動画を視聴したり洋服をレンタルしたり。様々なモノをサブスクで楽しむことができるようになった今「毎月払うだけの価値はあるのか?」と疑問に感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回はサブスクリプションを利用することでのメリットと、自分に合うサービスの選び方について紹介します。

サブスクリプションのメリット

サブスクリプションを利用する大きなメリットは、初期費用が大きくかからない点です。洋服や映画のDVDを毎回購入するとなると、それなりの費用が掛かってしまいますが、サブスクリプションであれば実際に購入するよりも安くたくさんのものを利用することができます。そして、いつでも解約が可能だからこそ、気軽に利用できるのが強みです。お試し期間が設けられているサービスも多く、自分に合うサービスかどうかを見極めて導入することができます。

また便利さと自由度の高さも魅力です。洋服のサービスであれば洗濯する必要もなく、次に着る服を選べたり、映画や音楽配信の場合は、様々な作品を一定の額で楽しむことができます。それだけ出なく、オススメのアイテムが定期的に届く、サプライズ感のあるサービスを自分のご褒美として取り入れている人も増えてきました。

サブスクリプションの選び方

サブスクリプションの種類は音楽、映画、雑誌、コスメ、ファッション、コインランドリー、家電、
食品、自動車……などさまざまです。いくら費用が高くないからとはいえ、登録しすぎると毎月それなりの固定費を支払うことになるので注意も必要です。便利だからと安易に加入しすぎてるとコスパが悪くなってしまう可能性があるです。

「ジムに入会したけど、全く通っていない」なんて事案と同じように、加入したのに利用しないのはもったいないだけ。サブスクリプションを利用する際は、自身が本当に必要で、かつ利用する出費であるかを見極めることが、何よりも大事です。

ポイントとしては【毎月必ず利用できるか】【加入して満足度があるのか】の2点。

【毎月必ず利用できるか】を重要視する理由は、利用をしなくても費用が発生するから。例えば、コーヒー豆が毎月届くサービスに加入したとしても、日頃から定期的にコーヒーを飲んでいるのであれば良いものの、飲む頻度が少ない人あればコーヒー豆を余らせてしまう可能性が高いからです。それであれば、毎月ではなく飲みたいときに買った方がオトクに済ませることができます。

【加入して満足度があるのか】は、加入することで「生活ゆとりが出た」「充実するようになった」「めんどくさい事をせずに済んだ」という風に自分の中で変化があるのかどうかです。例えばファッションレンタルの場合だと、取り扱っている服が自分の系統と合わないかもしれない、というデメリットがあります。これは加入してみないと分からないことですので、お試し期間中に確認しましょう。

便利だけど、本当に必要かよく考えよう

これまではモノを購入して初めて、やりたいコトを実現させることができるのが当たり前でした。しかし今は、モノそのものに価値を置くのではなく、コトに対して価値を感じるように、消費行動に変化があります。一つ一つのモノにお金をかけるのではなく、多くのモノを体験(コト)できる方が満足するという人が増えたので、サブスクリプションが流行しているのです。

これからも便利なサービスはどんどん増えていくことでしょう。日常生活の中で、自分の消費行動を振り返り、普段よくお金を使っているところを「見える化」した上で、関連するサブスクサービスを見つけていきましょう。