悩んだ時こそ本を読む。女性の気持ちに寄り添ってくれるオススメ書籍



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人生を変える学びのヒントに

千田琢哉『いつまでも変われないのは、あなたが自分の「無知」を認めないからだ。』学研プラス

時間があると考えてしまうのが、これからの人生についてです。キャリアとライフプランのどちらもを考えておかなければならない女性にとって、未来を考えておくことはとても大切なことです。

そこで、人生を変える学びのヒントは何か? を考えてみましょう。
人は「学び」、「知る」ことによって、はじめて人生を拓いていくことができます。では、私たちは具体的に、どう学び、何を知ればいいのでしょうか? この本では人生を切り拓き、成功へと導くためのヒントを提案しています。

ソクラテスの名言「無知の知」を現代に置き換えて、ビジネスパーソンが直面するであろう状況別に、「仕事」「勉強」「対人関係」「読書」「人生」について、知ることの重要性を具体的に説いており、シンプルで読みやすく、時に辛辣な言葉もありながらも印象に残る言葉が示されています。

疲れた心に寄り添ってほしいときに

寺地はるな『夜が暗いとはかぎらない』ポプラ社

仕事でのストレスをスッキリさせるためビジネス書を読むのも良いですが、小説から学ぶこともたくさんあります。『夜が暗いとはかぎらない』は、疲れた心にそっと寄り添ってくれる心温まる一冊です。

大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然の失踪。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているというストーリーです。さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす物語です。
20ページほどの短い物語が集められた短編集となっているので普段本をあまり読まない人にもオススメ。短いストーリーならコツコツと読み進めることができます。

もやもやした気持ちを明るくしたいときに

服部みれい『なにかいいこと』PHP研究所

毎日が心がモヤモヤして楽しいと感じられない。そんな自分を、どう変えたらいいのかわからない。特別に嫌なことはないけど、なぜか気分が沈んでしまう。そんなエネルギー不足のあなたには『なにかいいこと』を取り入れてみて。
ついマイナスに動いてしまう気持ちの矢印を、上向きに変えてくれる102のことばを集めた一冊です。「深い呼吸を毎日」「口角をあげよう」などなど、今からでもすぐにできることがたくさん。

ビジネス書のように堅苦しい文字でなく、「こうしたらいいんじゃない?」という、親しい友人からのような口語で提案をしてくれるから、心にスッと入ってきます。気分転換の方法や人生における考え方が記載されているので、読んでるだけで明るい気持ちに。タイトルの通りに「なにかいいことが起きそう」という前向きな気持ちを作ってくれます。

孤独やさみしさを解消したいときに

石原加受子『誰にも言えない「さみしさ」がすっきり消える本』SBクリエイティブ

慌ただしい毎日の合間、ふと我にもどったとき、心の隙間からさみしさが風のように忍び込み、急に孤独感が押し寄せてきてもの悲しくなった瞬間がありませんか?
例えば、「パートナーと話をするたびに、心がすれ違って虚しくなってしまう」「大勢の人に囲まれていても、どこかひとりぼっちな気がする」、そんな瞬間です。

さみしさや孤独感で悩んでいる人におすすめなのが『誰にも言えない「さみしさ」がすっきり消える本』です。さみしさの根源は「自分で自分を認められない」ことだと提起し、「自分の心」に気づき「自分中心心理学」を考えていきます。さみしさが消えれば、今よりもずっと生きやすくなることでしょう。

悩みや疑問は本が導いてくれる

いかがでしたか?

人の悩みは千差万別。友達や職場の人には相談しにくいものもあったり、自分の中で納得できる答えが出てこないことだってあります。そんなときに力になってくれるのが本。自分に心にそっと寄り添い、問題を解く材料となってくれることもあります。
ぜひご紹介した本のやさしさに、触れてみてはいかがでしょうか。