集中力が欠けてしまうくらいの暑い夏には冷房は欠かせない…。とはいえ最初は涼しくて快適に感じても、次第に寒く感じることもありますよね。でもオフィスには暑がりさんもいて、みんながそれぞれに「適温」と感じる温度は違っています。冷房からくる冷えは夏ならではのお悩みです。みなさんのオフィスでも冷房の上げ下げに関する小さな戦争が繰り広げられているかも・・・!
男性と女性では温度差がある
男性が暑がりで、女性は冷え性の人が多いイメージってありませんか?
実際に男性と女性では筋肉量の違いがあることから、体感温度に3〜5度も差が出てきてしまうこともあるよう。これほどの体温差があると、暑いと寒いの感覚が違うのも納得がいきます。
席の位置の問題
座っている場所によっても、温度差はあります。吹き出し口の位置の近くは、風がよく当たってキンキンに冷えいるのに、遠くの席の人は暑くて汗ダラダラ・・・なんてことがあったりします。少し場所が違うだけでこんなにも差が出るものなのかと驚きますよね。
窓側に座っている人は強い日差しが差し掛かっていることもあり、ここでも温度差も気になります。冷房をスイング設定にしていたら、まんべんなく当たるものだと思いきや、オフィスに置いてある障害物や冷房機器の設置位置によって結構な差があるみたい・・・。
外回りの人と内勤の人で
冷えた空間にずっと座っていると寒くなってきますが、外勤の人は暑い中、仕事をして帰って来ます。その時には「思ったより冷えていない」と感じてしまうケースも多いです。流石に温度を下げることはしませんが、「涼しい!」という感動を期待していただけにガッカリした、なんて経験がある人も多いのでは?
寒いと暑いはどちらに合わせるべきなのか
寒すぎると風邪をひいてしまう原因にもなるし、暑いと熱中症の恐れもある。どちらも合わせたい、と思いつつ全員が適温だと思う温度に合わせることは難しいですよね。
ただ、寒いときに対してはブランケットをかけたり、上着を一枚増やす、といったような対策はできますが、暑い時に洋服を脱ぐわけにもいかないことを考えると、ちょっとだけ暑い人が有利なのかもしれません。
まずは冷房の設定温度をオフィスにいるみんなで一度話合うのも良いですね。この温度が基準、というものがあればお互いにそれに合わせた対応が考えられるようになります。
対策をして体調管理に気をつけて
女性は特に寒いと感じる人が多いためか、よく工夫をしている人が多いですよね。
ストールやカーディガンを羽織ったり、オフィスにホットドリンクを常備したり、七分のブラウスを着てきたりと。またトイレに行くときに軽くストレッチをして血行を良くするようにすることは、女性だからこその対応力ともいえます。スーツでビシッと暑さを耐えている男性のことを考えると、ある程度対策をするのは仕方ないのかもしれません。
ただあまりにも寒い時は、隣の人に「ちょっと寒いですね」と会話をして、さりげなく上司にアピールして温度を上げれるようにするのもいい手段だと思います。
自分にとって快適ではない温度の中で長時間過ごすのは大変なこと。体調を崩さないよう対策を打っていき、快適なオフィスにしたいものです。