転職活動で落とし穴…メール・電話対応で担当者がドン引きするポイントは?!



[記事内に広告が含まれています]

Cinq読者の皆さま、おはようございます。キャリアアドバイザーAです。
先日、Zoomでとある講座を受講しました。所要時間は2時間。自宅で受講できるなんて、便利だなぁと感じた一方、思いのほか疲れた…というのが正直な感想です。

失礼の内容に事前にメイクもし、映りこむ背景に注意して講座に臨みました。
結果、「Zoom会議は、リアルで会って話を聞く(もしくは発言する)より集中力が要るらしい」とは聞いていたものの、想像以上に集中力が必要だったようで、疲れたためか直後にソファで20分程居眠りしてしまったほどです。

在宅勤務でお勤めの方も多いと思いますが、会議等をこれでこなすのは慣れが必要ですよね。皆様本当にお疲れ様です。
従来はセミナー会場までの往復時間・交通費を掛けて出向いていたわけで、所要時間等のコストを考えると、今後コロナウィルスが鎮静化したとしても、「セミナーをオンラインで受講する」という動きは逆戻りしないように思いました。
受講した講座そのものはとても有意義で、気付きの宝庫でした。どんどんこのコラムにも還元していきたいと思っています。

転職活動にある小さな落とし穴…メール・電話対応には注意が必要?!

さて、主に「転職」を考えている読者の方々にむけて、人材紹介業のウラ側のお話を交えつつ有用な情報を、という趣旨でお送りしているこのコラムですが、今回取り上げるテーマは「あなたのこんなところもチェックされています! 転職活動にある小さな落とし穴たち」です。

「え、こんなところまでチェックされてるの?」と思うような、お話も出てくるかもしれませんがしっかり確認してみてください。

そのメールアドレス、本当に転職活動用として使えますか?

転職活動に必要なものは、「応募書類」ですが、それ以前の準備段階として、ご自分のメールアドレスが、本当に“転職活動に使えるものか”を再考してみることをお勧めします。

いわゆる「イタイ」メールアドレスを気付かず使っていませんか?
例えば、こんな感じです。

―●●●●-mama.love-angel@… 
(お子さんへのLOVEがダダ漏れです)
―sweet_heart.●●●●@…
(…●●●●部分は恋人のお名前でしょうか…?)
―gundam.forever●●●●@…
(ガンダムがお好きなんですね)
―jinseini.tsukareta●●●●@…
(え…・・?大丈夫ですか…?)
―●●●-_-●●●@…
(メールアドレスに顔文字)
―lovely.kanapon-dajo@…
(思わずご年齢を確認してしまいました)
―i.have.a.dream●●●@…
(どんな夢ですか?とお聞きする気にはならないかも…ごめんなさい)

もちろん、メールアドレスで書類選考に落ちるということはないと思います。ですが、選考者に「え?」と思わせないことは大切だ、とも思います。

厳しい現実をひとつ。上記のような【イタイ系アドレス】の方で、とんとん拍子に内定を勝ち取った方に、私は一度もお目にかかることができませんでした。
転職活動が初めてなら、せっかくですからメールアドレスを改めて取得し、プライベートアドレスと分けて使用しましょう。

いろんな転職サイトで推奨していますが、名前と誕生日の組み合わせ等が無難かもしれませんね。
AKO_SASANO1023@…
↑たとえばこんな感じです。

「はい」を言ってればOKだと思ってる?! 電話応対について

面談日程を組むために、電話を架けることがあります。
その時のやり取りです。

―「はい。」と一言。そのあと無言。
こちらは社名を名乗っているので、ここは少なくとも
「●●です。よろしくお願いします」「ご連絡ありがとうございます」の一言が欲しいところです。

人事「●●様のお電話でしょうか? 私▲▲会社の◆◆と申します。この度はエントリーいただきありがとうございました」

転職者「はい」

人事「面談の日程を調整させていただければと存じますが、ご都合いかがでしょうか」

転職者「……」
人事「ご希望のお日にちはございますか?」
転職者「別に…」

単に電話応対が苦手なだけなのかもしれませんが、人事にはやる気がないようにしか感じ取れません。
営業事務や一般事務の方にはこういう反応の方は比較的少ないのですが、電話応対慣れしていない技術者などに多いです。
連絡したタイミングが、そんなに悪かった? そもそもウチの会社に書類を送ったことを忘れてる? 本当にうちを志望しているのかな? と一気に不安になる反応です。

電話に出ない…だけでなく、一日経っても折り返しがない

現職中だと、一回の電話では転職者と話しができないことも多々あります。ですが、少なくとも次の休憩時間や退社時間には折り返しできないものかしら? と思います。

今は電話対応が苦手な方も多いと聞きます。ですが、転職活動にコミュニケーションは必要不可欠。メールだけのやりとりで採用が決定するはずもありません。電話のレスポンスが悪い転職者も、残念ながらスムーズに内定を取ることはありませんでした。

その呼び出し音、ビジネスシーンに合っていますか?

電話を受ける時の呼び出し音を自分の好きな歌をダウンロードしてカスタマイズしている方もいらっしゃると思いますが、転職活動の最中だけは無難な音に切り替えておいたほうが良いと思います。

(個人的には、40代女性にLDHグループの呼び出し音が多かったように感じます。)
転職活動が終了したら、思う存分ご自身の好みの音楽でカスタマイズすればよいのです。面接に行く前に、ご自身に余計な「色(印象)」を付けてしまう必要はないと思います。

転職活動時には設定の見直しを!

いかがでしたか?
一つでも身に覚えがあった方は、今日からすぐに改善していきましょう。
小さいことのようですが、こういったことの積み重ねがとても大切です。

それでは、またお会いしましょう。ごきげんよう!
キャリアアドバイザーA