お家で過ごす時間が増えた今。
「家の中を充実させたい」とリフォームや新しいインテリアの検討、収納の見直しに力を入れている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、自宅の雰囲気を左右するフローリング選びについてリサーチしてみました。
素材で選ぶフローリング
フローリングには、天然木(挽き板・突き板)、シート、タイルがよく使われます。それぞれの特徴を説明します。
天然木(挽き板)
天然木の挽き板とは、天然木をのこぎりで2㎜程度の厚みに挽いたものを基材に貼り合わせたものをいいます。厚みもあるため天然木ならではの質感や経年変化を楽しめ使えば使うほど、味が出てきます。お値段は他の素材に比べ高めですが、その反面その重厚感から高級感を味わうこともできます。
天然木(突き板)
突き板とは、木材を0.2~0.5㎜程度スライスし、挽きいた同様、それを基材に貼り合わせたフローリングのことです。挽き板には及びませんが、同様に天然木質感や経過を味わう事ができます。挽き板に比べ価格帯がお手軽なのも魅力の1つです。
やはり、挽きいたにより薄いので、質感が見えてしまうのは否めません。
シート
シートは、樹脂や紙などに木目模様をプリントしたシートを基材に貼り合わせたフローリングのことです。天然木ではないので、質感や経年変化の味は楽しめません。
一方、プリントなのでカラーのバリエーションが多く、デザインを楽しみたい人にはオススメです。
表面が一度はがれてしまうと補修が難しいのも特徴のひとつです。
天然木に比べ、リーズナブルなのも魅力です。
カラーで選ぶフローリング
天然木
メーカーにより異なりますが、天然木は大きく分けて4種のカラーになります。
左上から
①ブラックチェリー ③ハードメープル
②ウォルナット ④オーク
シート
シートですと天然木のカラーの他にこんなにもバリエーションが増えます。
天然木では出せない、ホワイトに近い色や、逆に濃い茶色等バリエーション豊かなカラーから選択できる事がシートの楽しさとなります。
素材・カラーを生かしたスタイリング
ウォルナット×重厚感がある暖色家具=高級感ある大人の部屋を演出
ハードメイプル×ホワイトの壁・天井+植物=北欧を思わせるナチュラル空間を演出
オーク×ブラックフレームに、彩度の低いシャープな家具=スタイリッシュでモダンな空間に
家具や壁紙、照明と自由に組み合わせて自分らしい空間に!!
一見地味に感じる床選びですが、空間作りに実はもっとも大切なのものです。
床は全ての土台となり、視界に多く入るため全面リフォームでは床材を最初に選ぶことも多くあります。
好きな質感で選ぶのもよし。好きなテイストで選ぶのもよし。大好きな家具に合わせるのもよし。
家具や、壁紙、照明、組み合わせは数えきれません。楽しみながら自分の合う、自分がくつろげる空間を作り上げましょう!