小手先のテクニックは必要ない。大人の色気の正体とは



大人になったら色っぽさを身につけたい。
女性なら誰もが一度はそのように憧れたはず。かくいう筆者も、いつかは洗練された色気をまとう女性になりたいと渇望しています。

ですが、そもそも色気ってなんなのだろう?
そう疑問に思うことはありませんか?

筆者は色気という言葉には大きく分けて2種類の意味合いがあると考えています。1つは、容姿・表情・仕草といった表面から感じ取れる性的な魅力。もう1つはその人の経験、思考から生まれる人間的魅力。今回は、表面的な色気ではなく内面から醸し出される色気について考察してみたいと思います。

色気とは経験によって生まれる

個人的な意見ではありますが、色気はそれらしい所作や仕草があるから表現できるというより、その人の人生経験そのものから醸し出されると感じています。その人が自分の人生において、何を経験し、どのような挫折を経て、何を学び、今どのように生きていこうとするのか。その人を形成する経験値が、結果として美しい所作、仕草、表情を作るのではないでしょうか。

そして、さまざまある経験の中でも「失敗」「憂い」「挫折」「悔しさ」といった、やりきれない気持ちをたくさん抱えてきた方は、とくに色香を放つような気がします。何かに失敗した経験がある人は、何かに挑戦した経験がある人。成功を手にできなかった悔しさも、成功を手にしたときの達成感も全て味わっているのです。その生き様、人生経験の深さが目には見えない色気となって、自然と周りの人を魅了するのでしょう。

色気は情愛によって生まれる

内面から醸し出される色気がある人は、なんとなく思考がそういう色っぽいことばかりに侵されているような人をイメージしやすいですが、当然そういうわけではありません。むしろ、色気のある人ほど性そのものにあまり関心を示さず、人そのものを愛する力に長けているのです。

人をステイタスや性別でジャッジすることなく、どんな人をも平等に慈しむ心を持っている。その慈愛の精神がゆとりのある所作、何事にも動じない心の余裕、穏やかな言葉遣いになって表れ、人に色気を感じさせるのでしょう。

例えば芸能人でいうならば、慈愛に満ちた美輪明宏さん。最近話題の虹プロジェクトの名プロデューサー、J.Y.Parkさんも情愛の豊かさが色気となって表れている方ですね。性差なく人そのものを愛する器の大きさにこそ周りは惹きつけられ、言葉にはできない「グッとくる」何かに心をつかまされてしまうのです。筆者が推測するにそれは、その人にしか表現できない色気なのではないかと思うのです。

経験をすること、恐れず愛すること。それが色気となる

他の誰かに代えられない自分だけの色気を手にしたい。
もし、あなたがそう思うのならば、テクニックで培える色気は二の次に。まずは内面から沸き立つ色気を手にすべく経験値を高めること。そして慈愛の精神を持って人に優しくすることを心がけてみてはいかがでしょう。

その日々の鍛錬は必ずあなたの人間性をさらに豊かにしてくれるはず。