気分がうつうつ。気分が上がらない時は「ジャスミン茶」
はぁ~なんだか気分があがらない。イライラしたと思ったら今度は気持ちが落ちるし、そんな自分が嫌になる。
…働き盛りのcinq世代の女性は、特にこういう気持ちに陥ることが多いかもしれませんね。そんな時こそジャスミン茶を飲んでほしいのです。
薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)では、イライラしたり気持ちが落ち込む時というのはストレスや疲れで体の生命エネルギーである気(き)の巡りが滞っている状態だと考えます。この巡りをスムーズにしてあげないと気持ちが揺らいでしまう一方。
華やかなジャスミン茶には気の巡りをスムーズにしてくれる効果が期待できるので、気分が揺らいだ時はジャスミン茶でリラックスする時間をもってみて。
今日はなんだかとても冷える。そんな時には身体の中からじんわり温める「紅茶」
寒さが厳しい日は紅茶をセレクトしましょう。
と、いいますのも薬膳の世界では体を温めるものと冷やすもの、どちらでもないものがありますが紅茶は身体を温める飲み物だからです。
身体が冷えると様々な不調をひきおこしやすくなりますし、肌のくすみも感じやすくなりますので美容面でも健康面でも冷えは大敵!
特に生理中はお腹を冷やすと痛みを感じやすくなります。コーヒー好きな方も多いと思いますが、コーヒーは身体を冷やしてしまうので生理の期間や生理がきやすい前後のタイミングでは紅茶を飲むように心がけましょう。紅茶ベースでスパイスたっぷりのチャイもおすすめです。
落ち込み、身体の疲れには「ココア」
疲れ切っている時はホッとやさしい味わいのココアをどうぞ。
疲れている時は身体の中がガス欠状態。それゆえに気持ちもなかなか前向きになれません。こういう時はエネルギーである気を補うものが必要になりますが、ココアには気を補う作用があるといわれています。集中力アップ、不眠にも良いとされているのでパワー不足になりやすい人こそココアを。
できれば砂糖少なめで純ココアのものが良いですね。お休み前のリラックス時間のお供にご自宅でつくってみるのはいかがでしょうか?ご自身で甘さも控えることができるのでダイエットの観点からみても◎
なんだかずっとイライラする。そんな時にはクールダウンする「緑茶」
理由もなくイライラする。なかなか怒りがおさまらない。生きているとそんな時ってありますよね。そんな時はクールダウンしてくれる飲み物に力をかりて、まずは気持ちを落ち着けましょう。
薬膳の世界ではイライラしている時は身体に余分な熱がこもっていると考えますが、緑茶にはその熱を静める作用が期待できます。
普段は身体を冷やさないように意識が必要ですが、イライラしている時は別です。イライラしている時に体を温めるものばかり摂ると余計イライラすることも。とはいえ、胃腸は冷やさないようにしたいのでホット緑茶を選びましょう。
胃のもたれには「ウーロン茶」or「 プーアール茶」で消化をスムーズに
気を付けてはいるものの、ついつい食べ過ぎてしまった…そんな時にはウーロン茶かプーアール茶を飲みましょう。
この2つには消化を促す作用が期待できますので、食べ過ぎて胃が重いという時にぴったりです。その他、利尿作用が期待できるのでむくみやだるさを感じる時にも◎。
ただし、どちらも少し冷やしてしまう性質がありますので、冷えやすい方や温まりたい時にはあまり向きません。ご自身のその時の体調を見ながら飲む量は考えましょう。
まずは飲み物から。自分の体調にあわせてセレクトしてみる
健康や美容のために食生活に気を付けたい。
そう思ったら、まずはいつも飲んでいるものを意識的に選ぶことから始めてみましょう。きっと、飲み物を変えるだけならばそんなに難しいことではないはずです。
ぜひ、今回ご紹介した記事を参考に今の自分にあった飲み物を選んでみてくださいね♡