モノを持ちすぎない
「いつも時間がない“」と思っている人は、モノを持ちすぎている可能性があります。モノを持ちすぎると、選択肢がありすぎるがゆえに、どれにするか悩んでしまって決まらない、なんて悩みに陥りがち。
例えば朝の洋服選びに迷ったとき。 たくさんのアイテムがありすぎるからこそ、どれにするかガサゴソ……。時間をかけて今日使うアイテムを探したのに、結局自分の中でしっくりくるアイテムが見つからない、なんてことありませんか?
そんな人はモノを持ちすぎているかもしれません。 ドンピシャなものがない、最近なんだかマンネリしている、お気に入りのアイテムがない。そう思った時にはまず、自分の持ち物を見直しましょう!
「いつか」は来ない
もしかしたら来年は着るかもしれない、いつか使うかもしれない、と迷ってしまうモノってありますよね。 けれど「もったいない」の気持ちは、もしかしたらムダかもしれません。 大事だからという理由で長時間寝かしてしまったことが原因で壊れてしまうモノもあるんです。 時間はどんどん進んでいくもの。 あなたの趣向も好みにも変化があることでしょう。
使わなくなったアイテムや2年間着なかった洋服は捨てる、などと自分の中でマイルールを組んでみましょう。 捨てるだけじゃなく、お店に持って行ったり、フリマに参加したり、最近はアプリでの販売も主流となりました。「もったいない」から使わないのではなく「誰かに使ってもらえるなら」と捉えて、思いきったお別れを。
①自分にとって不要だと思ったものを取り出す
②不要だと思ったものを選別する
③「捨てる」「売る」「あげる」を決める
時間の価値を知る
モノの管理の次にすべきもの、それは時間の管理です。 時間の管理ができる人は、お金が貯まると言われるほど、あなたにとって時間はとても大切なものです。モノとは違って、時間や経験は目に見えるものではないので、ついつい油断してしまいます。 だけど、あなたにとっての「時間」は、限りあるものであって、永久にあるものではありません。
あまり気の乗らない飲みの誘いや、付き合いにムダな時間を割くのはやめてみましょう。 疲れるもの、自分のためにならない時間は排除して、もっとシンプルに自分の時間を生きましょう。
・自分のスケジュールの見直し
・気分が乗らないもの、いらないものをリストアップ
・リスケ(日程の変更)やお断りの連絡を丁重に
ちょっとした先取りを
料理に下準備が必要なように、仕事でもなんでもちょっとした準備をしておくことが大切です。 「あれをやっておけばよかった」と後悔するのではなく、気がついたときにタスク整理をしておくことで、実行力のある人になることができます。
2日目のカレーがおいしいように、先取りに準備したものは成果につながりやすいもの。 めんどくさいことを後回しにするのではなく、先にこなしていきませんか。
・今後やっておくべきこと・やりたいことを考える
・考えたものに期日をつける
・期日から逆算した行動を
溢れるまえに
持ち余す前に、もっと物事をシンプルに、ミニマムリズムに生活してみましょう。モノを持ちすぎると空間の余裕がなくなり、予定を詰め込みすぎると心の余裕がなくなります。 厚化粧より、ナチュラルメイクで歩いたほうが、肌に負担がかからず過ごせますよね。
「Simple is best.」
シンプルに考えるクセがつけば、自分の感情もわかりやすくなってきます。 思考がスッキリとすることで、やりたいことや興味の持ったことが明確に見えてくるかもしれません。 やりたいことを見つけたら、諦めたり先延ばしにするのはやめて、どんどん挑戦していきましょう。
大量に買い物をするではなく、本当に欲しいと思ったものを手に入れることで自信が生まれます。 それはモノも時間も同じ。 自分の欲求に素直に生きることで、心に残るような思い出や、生涯付き合っていきたいと思えるような仲間に出会います。 付き合いも気遣いも考えず、自然体で居られる関係です。 自分自身にも、他人にも、素直に生きることでとっておきの体験ができるようになるのです。
もっと自由に、素直に生きてみましょう。