社内恋愛、報告する?
社内恋愛。
お互いに同じ職場だからこそ、付き合うとなったとき上司に相談するかどうか迷う。
みんなに内緒で付き合いたい気もするし、隠れてこそこそ付き合うのも、最終的には迷惑がかかる気がする。今回は、社内恋愛を上司に相談・報告するメリット・デメリットについてご紹介します。
上司に相談するメリット「バレた後だと気まずい」
よく考えてみると、お付き合いしている二人がそれぞれ同じ職場の場合、本人たちは何も言わなくても周りが気づいてしまいます。深い関係になっているからこそ、他の人に対する接し方とパートナーに対する接し方とでは変わってきて、勘が鋭い人はすぐに気がつくものです。
あきらかに周りが気づいた後で上司に報告するのは、かなり気まずいのでは?上司から呼び出しをされて「実は」と報告するよりも、お付き合いが始まった時点で報告しておいた方が後々周りに迷惑をかけなくて済むかもしれません。
先につらい思いをするか、後で苦しい思いをするかは、本人たち次第!
上司に相談するメリット②「チームワークを組みやすい」
周りからしてみれば、絶対に付き合っているはずなのに無理やり隠されていた方がチームワークを組みにくくなります。
二人があくまでも付き合っていないスタンスでいると、どう接したらいいのかも分かりません。上司は、仕事ができる人だからこそ、上の立場になっている人。おそらく本人たちから報告を受けていなくても、もうお付き合いしていることはバレバレのはずです。
チームワークを微妙に崩すくらいなら、最初から正々堂々と上司を含め、周りにも報告をし、温かく見守ってほしいとお願いしておけば、上司からもそこまで圧力をかけられなくて済むはず。
上司に相談するデメリット「職場で付き合うことに対して嫌悪感を抱く人も」
上司によっては、職場でお付き合いを始めることすらも、あまりよく思わない人もいるでしょう。
職場の体質や上司のタイプによっても対応は異なりますが、職場で付き合えば、どうしても私的な感情を多少持ち込むことにはなり、喧嘩をしたとき、別れたときに職場のチームワークが乱れるのではないかと、上司としては懸念します。
必ずしも上司に相談をしたからといって、みんなが温かく迎え入れてくれるとも限りません。
上司のキャパが狭ければ、社内恋愛を報告した瞬間に、それぞれ違う部署へと異動を命じられる場合も
上司に相談するデメリット②「独身上司からは嫉妬されるかも」
自分より立場の上の人が独身の場合、どうしてもカップルが成立したと聞けば、嫌な思いはするでしょう。
自分が選ばれなかったことに怒っているというよりも、上司である自分がストイックに仕事をしている中、職場の一部の人がカップルとして成立していたと聞けば、イライラもするし、もっとしっかりしてほしいと思うのは当然です。
よほどのことがない限り、嫉妬される可能性はないとは思いますが、どんな人も人を妬ましく思う要素はもっています。
社内恋愛を相談したことで、彼もあなたも仕事がうまくいかなくなる可能性は0ではありません。あえて律儀に報告するのではなく、自然な流れに身を任せておく方法もあります。
報告する?しない?
男女が多く集まる場所で、社内恋愛が発生するのは当然です。それは仕方のないこと。ただし、同じ職場(しかも同じ部署なら)で付き合うなら、周囲への配慮が欠かせません。
会社員として働いている限り、チームワークを乱すような行動をとれば、よくも悪くも評価に直結します。みんなに温かく見守ってもらえるように、相談するまでの段取りを決めておきましょう。