人の心をつかむ! コミュニケーションが広がる会話術



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人の心をつかむのが上手な人が世の中にはいます。友人関係が広く、色んなジャンルのコミュニティに属し、相談事も受けやすいタイプの人です。こういった人には多くの信頼が集まります。信頼値を得られるコミュニケーションスキルは、社会人になると習得しておきたいスキルの一つですよね。

人の心をつかむには、どんなコミュニケーションを取れば良いのでしょうか? 今回は、相手に興味をもってもらうための会話術をご紹介します。

物腰・口調に要注意!

初対面や会って間もないころは、本能的な反応に突き動かされます。誰もが、無意識のうちに、相手のことを評価してしまうのです。どの程度安心できるか、どんな反応が返ってくるか、どれくらい自分に興味を持ってくれるか、どれくらい理解してくれるか。
こういった情報を短い時間の中で把握しようとするため、相手に厳しい視線を送ったり、強い口調で接してしまうことがあります。

特に気をつけたいのがメールでのやり取りです。相手の顔がわからない分、配慮が必要になります。送信する前に今一度確認をしておくと安心です。

相手の名前を言う

1:1で話していると、相手の名前を出さなくても会話は成り立ちますが、会話の中ではなるべく自然に相手の名前を入れていきましょう。人には、騒がしくて聞こえない環境でも自分に興味がある話であれば自然と聞き取ることができる「カクテルパーティー効果」というものがあります。恋愛テクニックとしても活用できるのですが、異性に自分の名前を言ってもらえること嬉しくなりますよね。

この効果を活用して、挨拶のときやお礼を言うときなどに名前を添えることで、自分に好印象を付けることができます。

アイコンタクトを適度にとる

よく小さいころから、「人と会話するときには、相手の目を見て話しましょう」と教えられたかも知れませんが、まさにその通り。アイコンタクトをとって会話することで、あなたの話を聞いていますよと、いうことが伝えられます。

ただ、人の顔を見て話すことが苦手な人もいますよね。目を合わすことが恥ずかしい、見つめすぎてしまう……など。見すぎても失礼に当たるアイコンタクト。ちょうどいいのは、30秒は目を見て、5秒から10秒間は目を離すことです。ただ、相手がずっと自分の目を見ている場合は、目よりも少し下の鼻当たりを見つめると、気まずくならないのでおすすめです。

用件は短く

自分が伝えたい内容は、用件をまとめて短く伝えることで、相手の心を掴みやすくなります。ひとつひとつの話の内容が長くなると、自分が話したいところがどこなのかを理解してもらえません。

CMのように伝えたいことをぎゅっと詰め込んで、話せるようにしましょう。

話が長くなる場合は、“間”を使う

話を短くしようとしても、どうしても話が長くなってしまう内容はあります。そんなときは、1節ずつ2~3秒ほど間を空けて話してみましょう。

例えば
「人の心をつかむには適度な間をいれるのが大事なんだよね。……(間)なぜかというと~」

上記のように間をあけることで、相手の頭の中で理解する時間が生まれるからです。接続詞をうまく使うことで、その後の会話もすんなりと耳に入っていきます。これは怪談でも活用されています。あえて間をあけることで、相手が想像する時間を作っているようですよ。

色んな人と話をして、スキルを上げていこう

会話のテクニックは意外と奥深いもの。
感情がある分、人それぞれ言葉の受け取り方は違います。ですが、会話のテクニックを向上させていけば思わぬ出会いや、ビジネスでもスマートな取引ができることも。好印象を与えられるコミュニケーションスキルは、ぜひとも習得したいものです。

年齢・職業・性別にこだわらず、たくさんの人と会話をして、相手の心をつかめる人になりましょう。