定期的に行う5つの「自己分析」で、理想のワークスタイルを引き寄せて



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「自己分析」は就活以外にも使える!

私たちが就職活動を行うときにはまず、就職先の企業を選ぶために「自己分析」を行っていました。
けれど、私たちは経験や知識を積み重ね、その時の状況や周囲に居る人など、日々さまざまに変化しています。100年生きるといわれている私たちが、生涯をかけて今勤めている企業に勤続し続けるかどうかは、正直なところわかりません。
キャリアを積み上げるとともにやってくるモヤモヤ期も、きっと誰もが経験するはずです。

今後のキャリアについて、また理想とする働き方について、たくさんある選択肢の中からブレが生まれないよう、大人になった今こそ、もう一度自己分析を行っていきましょう。

①「長所」と「短所」を分ける

まずは自分の長所と短所をはっきりと区別しておきましょう。学生の頃から、変わってるかもしれないし、変わっていないかもしれません。小さなことでも構わないので、できるだけたくさん書き出してみると良いでしょう。

とくに長所は、自分自身では見つけづらいところもあります。そんなときは自分の周囲にいる先輩や後輩、友達や両親に聞いてみると良いでしょう。会社のことや仕事内容を語ることが上手でも、自分自身の自己紹介がすることが苦手な社会人は多いものです。自分のことを、自分で知っている人ほど、魅力を引き出すのが上手です。

②「好き」と「嫌い」を分ける

次は、好きなことと嫌いなことを区別していきましょう。特に、仕事に関して深く考えたい人は、どんな仕事が好きでどんな仕事が嫌いなのかを明確にしておくべきです。行動や趣味、関わる人の好き嫌いなど、自分の「好き」と「嫌い」もとにかくたくさん挙げてみてください。

③「やりたい」「やりたくない」を分ける

そして、次は自分の原動力となるモチベーションがどこで生まれるのか探します。やりたいこと、やりたくないことをそれぞれ書き出してみてください。
もし、今転職を考えている人がいるとしたら、自分の仕事にフォーカスを当てて考えてみてもいいでしょう。自分のやりたいことがどれだけできていて、どれだけやりたくないことを積み重ねているのか。自分が居るべき環境を見つめ直すきっかけになります。

④「評価されたこと」「されなかったこと」を挙げる

次は、今まで自分がやってきたことで「人から褒められたこと」をそれぞれ見つけていきます。自分が好きな服と、似合う服が違っているように、自分の仕事に対しても、やりたいことと向いていることが違っている可能性があるからです。思いの外評価されたこと、また頑張ったけどあまりそれが結果としてついてこなかったことをそれぞれピックアップしていくと、自分に向いているものが一体なにか、わかるはずです。

⑤「理想」と「現実」を分けて、足りないものを見つける

次は自分の「理想」を書き出すことです。どんなに小さいことでも構いません。頑張れば実現できることに限らず、たとえ非現実でも、かなえたい夢をそれぞれ明確にすることです。

そして、それと同時に今自分がどんな状況にいるかも理解して必要があります。それぞれを書き出していくと、理想と現実のギャップを埋められそうなところが必ずあるはずです。どんな能力が、どんな環境が、どんな仲間が足りないのかを明確にすることで、次のステップへ繋げることができます。

手帳の空いたページに書いておいて、定期的に眺めて

これらの「自己分析」をそれぞれ、自分がよく目にするところに書き出しておくと、定期的に自分の見直しができて便利です。手持ちの手帳を持っている人は、空いたページにこの5つのことをそれぞれ書いてみてください。

忙しいときは仕事に追われすぎていて見えなかったことが、このノートを見直すことで、必要のないものに気づき、捨てるための気付きを与えてくれることもあります。私たちのキャパシティはある一定のところに決まっているはず。こうして書き出すことで、自分に必要のないものをうまく見つけることができることが、ノートに書きだすメリットでもあるのです。

時々自分のことを、自分の行動を、思いを書き出す時間をつくって、理想のワークスタイルを叶えていきましょう。