体調が悪くなったら要注意。自分の体調を基準に、居る場所・いる人を選ぶ必要性



[記事内に広告が含まれています]

なんだかずっと、体調が悪い……

偏頭痛や腹痛、体のダルさなど、なんとなく体調が悪い日が続いているなっと気づくことがあります。そんな時は、何が原因でその不調が起こっているのか、よーく考えてみましょう。もしかしたら、それは精神的なものかもしれません。わからないフリをして無理して過ごしていると、いつか大きな負担になってかえってくる可能性だってあるのです。逃げ出すこと、それは必ずしも悪ではないということをみなさんに伝えたいと思っています。

気分の浮き沈みが激しいな…、と自分で気づく瞬間がある。
過食・過眠、または不眠が続いている。
どれだけ休んでも疲労感が消えない。
これらに当てはまる人は、「軽うつ」にかかっている可能性が強いです。「うつ」というと、とても大きな病気かのように思ってしまいますが、軽うつの症状はとてもわかりづらいもの。自分の気のせいだと思い込めばやり過ごすこともできてしまうがために、意外と知られていないのです。

けれど、仕事に行く前になるとお腹が痛くなったり、吐き気がしたり。少しずつ自分の感情と比例するかのように、体調に変化が起こることがあります。なんだか自分の体調がおかしいな、と気づいた時は、自分が軽うつにかかっていないか、よく考えてみてください。

体調が悪いと気づいた時に、よく見て欲しい周囲のこと

自分が居る環境を見直す

自分の体に異変を感じたら、まずは周囲をよく見渡してみましょう。特に、睡眠時間より過ごす時間が多い職場には、軽うつを引き起こすストレスの原因がよくあるものです。
長時間過ごす場所だからこそ、無意識に不快感を感じていることもあります。例えば、オフィスが寒くて長時間過ごすことができない、ずっと同じ態勢で居ることが辛い、など。自分に不快感を与えている環境はないか、またそれが改善する方法はないのか? よく考えてみましょう。不快感を感じたり、自分の体調が悪くなる場所でずっと過ごすことほど、苦痛なことはありません。

一緒に過ごしている人と向き合う

次に、一緒に過ごす人についてもよく考えてみましょう。
周囲に苦手な人は居ませんか? その人との立ち位置、距離感は一体どうでしょうか。

長時間のやりとりを、苦手な人と続けているのも軽うつの原因になってしまいます。部署を変えたり、担当者を変えることで、そのやりとりやストレスが減るというのであれば、上司や人事などに相談してみて良いでしょう。うつの症状がひどくなってしまうと、全ての考えが否定的・悲観的になってしまいます。もちろん、精神的なストレスが胃潰瘍や胃がん、自律神経失調症などの病気を引き起こすこともあります。
真剣に相談しているのにも関わらず「忍耐不足だ」などと、意見を尊重してくれない職場であった場合には、離れた方が賢明です。

自分の身を守るためにも、回避するすべを知っておくこと

ストレスに対しての耐性が低い人、高い人。
それぞれに違いはありますが、それが体調に表れているかも、と気づいた時にはとにかく注意が必要です。時に、「怠けている」「甘えている」などとひどい言葉をかけられることもあるかもしれませんが、その言葉に囚われ、我慢を続ける必要はないのです。皆、自分の物差しで物を言っているだけなのですから。

「自分のせいだ」「気のせいだ」と自分の体調から目を背けて続けて、最終的に辛い思いをするのは、自分です。その時、会社はどれだけ手を差し伸べてくれるのでしょうか。自分が本当に優先すべきものを、見失ってはいないか、よく考えてみて欲しいのです。

自分の身を守れるのは、自分だけ。自分に合わない物を回避する能力をしっかりとつけておきましょう。逃げるは決して、悪ではないのですから。