インドではお見合い結婚が主流!75%以上がお見合い結婚
世界的に恋愛結婚が主流になりつつある中で、未だに75%以上がお見合い結婚をすると言われているインド。
カースト制度や宗教問題が背景にあるゆえ、まだまだお見合い結婚が主流のようですが、離婚率は驚異の1割以下と世界トップレベルで夫婦円満大国です。
恋愛と結婚は別もの。「結婚するから別れよう」は日常茶飯事!?
お見合い結婚が主流とは言え、インドでも自由恋愛は浸透しており、大学のキャンパスライフにも恋愛はつきものだとか。しかし、どんなに恋愛を楽しんでいても、恋愛と結婚とは全く別物と考えていることが多く、結婚が決まったら潔く恋人とお別れをすることはよくあるそうです。
「ひどい・・・。」という感情を持つことなく、”結婚が決まったなら仕方がない”とお相手もすんなり受け入れるのだとか。
新世代に巻きおこる恋愛革命!衝撃の離婚率・・・
このような風潮の中、近代化・国際化の風を受けて、恋愛結婚を貫く若者たちも急激に増えてきているそうです。
映画のように純粋で情熱的な恋愛でゴールインするカップルも多いそう。
しかしながら、インドにおける恋愛結婚をした夫婦の離婚率は50%となり、その影響からか、過去5年間の母子家庭の数は従来の2倍以上になったと言われています。
実は日本も!?離婚率には差があった!
3人に1人が離婚してしまうと言われる現代の日本人。
全国仲人連合会の発表したデータによると、日本全体における離婚率が30%に対し、恋愛結婚での離婚率は40%、お見合い結婚での離婚率は10%と言われています。
インドほどの差はないものの、日本の離婚率の上昇も恋愛結婚の影響を受けて当然のことなのかもしれません。
ちなみに、合コンをきっかけに結婚した夫婦の離婚率は60%にもなるとか・・・。
お見合い文化に価値の見直しを
結婚の入口が異なるだけで二人の未来に差が出てしまうのは、それぞれの入口における結婚に対する意識の重さの程度によると言えるでしょう。
簡単に手に入ったものは、手放すことにそこまで躊躇わない。
出会いの質も、同様に考えることが出来ると思いませんか?
合コンやマッチングアプリでの気軽な出会いも悪くないですが、結婚というものを大げさな程に真剣に捉えられるお見合いは、二人の絆を強固なものにすることが出来ます。
また、よくある合コンは、婚活目的ではなく飲み会や恋活の場となりがちですが、素性がわかっている者同士の1対1の対話からスタートするお見合いは、生涯のパートナーとの末永い結婚生活に繋がりやすいという利点もあります。
前述したインドのデータをもとに、私たちも古き良き「お見合い文化」を上手く取り入れていくことは、パートナーと末永く寄り添うための有効な選択肢と言えるでしょう。