働く女性が知っておきたい。スマートワークで、ワークライフ・バランスは実現できる?



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スマートワークという新しい働き方とは?

あなたは『スマートワーク』という言葉をご存知でしょうか?
これは簡単に言うと、「限られた時間で、生産性を上げ、効率的に働く」といった考え方です。子育てなどで働く時間に制限がある主婦業を中心とした女性であっても、「短い時間を上手に使い、質の高い働き方で最大の成果を出すこと」を指します。
なぜ、このようなスマートワークという考え方が生まれたのでしょうか?

スマートワーク(smart work)
業務の生産性を高め効率よく仕事をすること、多様な働き方を認めて個人の能力を最大化すること、といった意味で用いられることの多い表現。スマートフォン等の電子機器や通信ネットワークを活用して働き方を改善・向上させるといった意味で用いられることもある。
http://www.weblio.jp/content/スマートワーク

スマートワークが生まれた背景

1.少子高齢化の影響による労働力不足

労働力人口の減少が深刻化を迎える今の時代の対策として、育児や介護などで職場を離れざるをえなくなった女性を再就職させるための取り組みとして、ライフサイクルに合った働き方を模索せざるをえない状況にあります。

2.男女の働き方の格差

世界各国の男女格差の指標として、「ジェンダー・ギャップ指数」があります。これは、世界経済フォーラムが2016年10月に発表したもので、日本は144カ国中111位となっており、世界の中でも顕著に現れています。http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2016/201701/201701_04.html

日本がこの位置づけになった理由の大きな要因は「男女の所得格差」でもあります。

3.ワークスタイルの変化と多様化

ICTのテクノロジーの発展で、クラウド技術やテレビ会議などの活用による在宅でも生産性のある働き方が可能となり、この「テレワーク」を積極的に導入する企業が増えています。

スマートワークを積極的に実践している企業の事例

女性の社会進出と言った言葉が叫ばれてはいますが、本当の意味で、女性が社会で活躍できる環境が整っている会社はまだそう多くはないのが現状ではないでしょうか?

家事や子育てに加え、「女性が働く」ことに対し、理解のある職場は少ない中、そこにフォーカスをあて、その課題に取り組んで会社があるのです。実際にスマートワークが制度として仕組み化している企業の事例となります。その取り組みの一部をご紹介します。

某社様の事例

この会社は、“新しい発想とテクノロジーで、女性の「働く」と「生活」に新たな習慣をつくる】“をテーマとして掲げています。具体的な制度としてきちんと作り込まれていることが特徴となります。

■柔軟な勤務体制
・時差出勤制度
ライフスタイルと担当業務の状況にあわせて、勤務時間の変更が可能。
・在宅勤務制度
最大月間10日間までの在宅勤務が可能。
・時短制度
子育て中はもちろん、それ以外の理由でも時短勤務が可能。

■スマートワークの制度化
・スマートワーク表彰
残業時間が多い人は表彰の対象から除外。
・記念日有給取得奨励
誕生日や結婚記念日などプライベート記念日について有給の利用を奨励。
・基幹システム21時シャットアウト
 21時以降の業務は禁止。

■コミュニケーション活性化
・1on1
会長が年間100人の社員と会食。
・部活動への補助金制度
バスケ部、フットサル部、筋トレ部など
・バリューズパワーアップランチ
役員とのランチ会

■社員のアイデアから生まれた各種人事制度
・6→9ファミリーシフト
6時~9時を家事にあてるため、月2回まで10:00~17:00勤務を許可。
・シングルマザー手当
・異動希望申請制度
現在の上司に知られることなく異動希望の申請が可能

■自宅学自習への支援
・社会人講座半額補助制度
社会人向けの単科講座の受講費用を半額補助
・社内図書館
社員のオススメ本を定価の8割で買い取る制度

さて、いかがでしたでしょうか?
このように、女性のワークスタイルに革新をもたらす積極的な取り組みを制度として取り入れている会社があるのです。 あなたもチャレンジしてみませんか?

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