不満とやりがい
毎日がんばっていることに対しての、評価が見えない。 これって仕事をしている上で、たくさんの人が抱えている悩みだと思います。 じゃあわたしたちのモチベーションをあげてくれるものって何?
それを考えたときに大きく関わってくるものがやっぱり人間関係。
いい上司と巡り会えたとき、わたしたちのモチベーションはぐん、とあがって、なぜか今まで代わり映えもしなかった仕事内容がすごく急に魅力的にみえてくるのです。
今回は、わたしたちのモチベーションをどんどん下げてくる、嫌な上司や好きになれない上司のあるあるパターンを紹介します。
こんな上司にイエローカード!
①コロコロ上司
人によってコロコロ
人によって態度がコロコロと変わる上司。 そんな姿を見せられていたら、尊敬なんてできません! 誰に対しても平等に、なんてことは言わないけれど、あまりにも人によって態度をコロコロ変える上司は部下からするとイマイチ。
気分によってコロコロ
自分の気分によってコロコロと態度が変わる上司も、尊敬なんてできません! 何かがわからなくて質問をしたいのに、あきらかに険悪な態度でこられると、こっちだって困ります。 プライベートで何かがあった、とか関係ないんです! 気分によってコロコロ態度が変わる上司に振り回されるなんて、ごめんです。
発言がコロコロ
昨日はこう言っていたのに、明日には言っていることが違う。 こんな方も時々いるんです。 まわりがなにも言わない(言えない)からって振り回しすぎでしょう…! 自分の発言に責任を持てない上司は、部下からの評価も大幅ダウン。 筋の通った話ができる大人になって。
②バブル上司
過去の栄光
「俺の昔はこうだった」。 あなたの過去の栄光に興味はありません。 だってわたしたち、今を生きてるんです。 ひたすら「昔は」「若い頃」 の話をされても、時代背景がまず違うし、想像すらできません。 自分の過去の栄光にひたって、それを語っているのはお酒だけの席にしてください。
経済的栄光
バブル経済の話をひたすらして、「バブルを知らないなんて、君たちはかわいそう。」 となぜか上から目線になっている上司もいます。 そんな人たちが「ゆとり世代」と呼ばれる世代をつくりだしたのに、なぜわたしたちをそんなにバカにする?
その時代を生きていただけで、人を判断するのはやめてください。
③グイグイ上司
パワハラ・セクハラ・モラハラ上司
とにかく、人のきもちを考えない上司。
口が悪い、自分の立場を利用して人を批判するパワハラ上司。
男性と女性という、性別の違いを利用してくるセクハラ上司。
部下にはなにも言って良いと思っているモラハラ上司。
これらは問題視されることが増えたので、だいぶ減ったように見えますが、いまだにチラホラ見える場面も。
飲みにケーション上司
とにかくお酒の席に呼びたがる上司。 これもまだまだたくさんいます。 「最近の若い奴は、お酒も飲めないのか。」 とよく口にしていますね。 正直言って、それが楽しい席ならノンアルコールでも全然ついて行きます。 あと、誘ったからにはご馳走してください。 これ部下の本音。
④よこどり上司
評価は自分のもの
良い結果がでた、成功したときに、部下を褒めるのではなく、まるで自分が成功させたかのように見せてしまう、よこどり上司。 自分が褒められたいのも、良く見せたいのもわかります。 だけど頑張った部下の評価じゃなく、自分のものにしてしまうような人、人間として信用できません。
ジャイ〇ン上司
たとえば、おいしいお菓子を買ってきたときに、ひょいっと急につまみ食いする上司。 人のものであっても上司だから関係ない、とでも思っているのか。 俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの、と勘違いしている上司にもイラッと。
⑤ふみこみ上司
プライベートは別物
部下との距離をとろうとして、やたらとプライベートの話に首をつっこんでくる上司。 正直部下からすると、放っておいてほしいし、面倒くさい。 仕事の付き合いに、そこまでプライベートを踏み込んでくる必要はないでしょう。 必要なことは、こちらから報告します。
会話にも土足
人と会話しているときにも、おかなまいなく入りこんでくる上司。 いやいや、こっちだって真面目な話してるんですけど。 っていうか、いつの間にか混ざってくるの、やめてもらっていいですか。
こんな上司が理想です!
逆に私たちの気持ちを理解してくれる、モチベーションをあげるのがうまい上司とは。
褒めることができる
部下のがんばりをきちんと理解して、褒めることができる上司が居れば、単純に嬉しいし、仕事にもやるきがでるもの。 言葉の威力ってすごいのです。 目の前のプロジェクトや数字だけに目をやるのではなく、態度・言葉遣いにも気を配れる上司が理想です。
的確なアドバイスをくれる
指示出しが的確で、人によって指導方法を変えることのできる上司。 そんな信頼できる上司ならば、相談もしやすいもの。 人との接し方がとても大事なのです。 自分主体じゃなくて、ひとりひとりにスポットを当てて、物事を考えてくれる上司がいると、とても心強いもの。
距離感がわかっている
良い上司と部下の関係を保つには、程よい距離感が必要です。 あまりに近すぎて、すべてのことを理解しているような関係になりすぎるよりは、プライベートなことには触れないといった多少の割り切りや区別がある方がうまくいきます。
触れてほしくないことには触れてこない。 ある程度の信頼関係が築けていれば、話すべきこと、話したいことは自分から話します。 そんな程よい距離感を理解している人が上司だと、とても仕事がやりやすいですね。
まとめ
上司と部下といったって人と人の関係なので、不満もあれば理想もある。 全てを叶えることは難しい。 だけど自分より色々な経験をしている上司だからこそ、その一言が重いし、影響力があるんです。
部下に対する言葉や、気遣いをできる、仕事面での付き合い方を理解している上司こそが、理想とされる上司なのですね。
とはいえ、ここにあるのはほんの一例。 もっともっとたくさんの悩みを抱えている人もいると思います。 だけどそれは、みんな一緒。 共感者はたくさんいます。 毎日を戦いながら、上司とのより良い関係が築けますように。