怒りをコントロールする鍵は“アンガーマネジメント”
「怒り」はもっともコントロールするのが難しい感情です。それを解決するのがアンガーマネジメントという方法です。
深呼吸をしたり、鏡を見て自分を客観視をしたりするのも効果的ですし、怒りの感情が湧き上がってきたときにすぐにその怒りを発散するのではなく一度こらえようとするもの。怒りという感情が薄れるのに必要な時間はたったの6秒。怒りがこみ上げてきたとしても6秒間怒りを耐えれば、少しずつ感情の荒ぶりが緩和されていきます。イラっときた時は、6秒のカウントダウンをして深呼吸するなど、自分なりのルールを作って、実行することで習慣化していく、などの方法があります。
怒りに任せて行動したら失敗した経験がある人は「アンガーマネジメント」を試してみてください。
アウトプットノートに書き出す
怒りを抑えるために、ノートに書き出すのも一つの手です。
SNSをうまく使い、怒りや不満などをオープンに書き込めているのであれば、それはそれで良いかもしれません。けれど、世の中にはそれができない人もたくさん存在します。
そんな人にオススメしたいのが「アウトプットノート」です。日頃の怒りや、将来の不安などをノートに書き込んでいくのです。毎日5〜10個を目安に。もっと多くてもいいですし、少なくても構いません。書き出すことで「具体的にどういう態度に怒りを感じているか」「どうしてこんなに怒っているのか」、「では自分はどう対処すればいいのか」というのを客観的に分析することが出来ます。
アウトプットノートの不思議なところは「書いたのは自分なのに、文字として自分の感情を見ることができることによって、まるで別の誰かの感情のように思えてくる」ところです。客観的に、不安や怒りと向き合うことができます。
嫉妬でイライラしたときはポジティブなエネルギーに変換
「嫉妬」も怒りの要因の一つ。みんなから愛されている人、仕事がデキる人……。人を羨ましく感じる瞬間は誰にでもあるはずです。羨ましいなという気持ちが、もっと強くなると他人に対してイライラしたり、嫉妬している自分が嫌いになったりとマイナスの感情が働きます。
ですが「嫉妬」という感情は「人にはあって、自分にはないもの」に気づいた時に生まれるものだと理解しておきましょう。つまり、嫉妬という感情を紐解いていくと、自分に足りない・自分が欲している要素がわかるというメリットもあるのです。この感情を「今に見てろ！」とエネルギーに変えて活かすことが出来れば、現状の自分を打破して、前向きになることができます。
気分転換としてホテルステイをする
仕事がデキる女性が実践している方法として、ホテルステイがあります。何もしない時間をあえて確保するために、定期的にホテルに泊まることをしているのだとか。ただ、ストレスが溜まるたびに高級ホテルに泊まっていると、なかなか貯金が長続きしません。いわゆるオシャレでキレイな「ビジネスホテル」に泊まれば、何もしない時間をとって気分転換することができます。
ルームサービスを頼むときもあれば、マッサージを頼むときもあり。あとは、ひたすらテレビを観たり、自由な時間を過ごしたりするのがオススメ。自宅ではなく何もしない時間を過ごすための場所があるというのは、強く生きていくうえで必要なことではないでしょうか。
