「楽しみがないと頑張れない」人が実は危ない理由は?

「楽しみがないと頑張れない」人が実は危ない理由は?

「来月は旅行があるから、それを楽しみに仕事を頑張る!」というように、ご褒美や楽しみがあるから仕事を頑張る、という人がいます。でもそれって本当に正しいことなのでしょうか?


「楽しみがあるから頑張れる」はいいこと

女性同士で会話をしていると、「来週はこんな予定があるから仕事も頑張るんだ」という話になることがよくあります。私も、毎週末の休日を楽しみにしているタイプなので、楽しみな予定があることによって仕事のモチベーションが上がる、ということはとても共感できるのですが、果たしてこれって幸せなことなのでしょうか?
ふと疑問に感じたので、今日はプライベートの予定を理由にモチベーションを上げることについて考えていきたいと思います。

「ご褒美がないと頑張れない」は危険信号

楽しみな予定が入っていたり、欲しいと思っていたものをいよいよ購入できるとわかったら、気分が上がって、結果的に仕事のモチベーションも上がる。これはとても良い流れではありますよね。けれど、楽しみだった予定が終わったあと、私たちはどうなるのでしょうか?
少しの間は楽しんだ余韻に浸って頑張れたり、購入したものを眺めて「むふふ」という気分になることことができるでしょう。けれど、楽しみは永遠には続きません。楽しみにしていた予定が終わってしまったら、やがていつもの日常が戻ってきます。この時に仕事のモチベーションはどう変化しているのでしょうか。

仕事はモチベーションの高さに関係なく続くもの。その対価として給料が支払われています。仕事上ではなかなかご褒美が準備されることは多くありませんが、そのご褒美をプライベートで用意することに慣れ過ぎてしまうと、ある意味それは危険信号。

ご褒美があることによってモチベーションが上がるのであれば、逆をいうと「ご褒美がないと頑張れない」ということになってしまうのです。もちろんこれは極端な表現ですが、あまりにも自分にご褒美を準備するのが当たり前になってしまうと、結果的に自分自身を苦しめることになってしまわないでしょうか。

ご褒美を作ることがノルマになってしまうと自分の首を絞めることに

どうして自分にご褒美を作ることが、自分自身を苦しめることになってしまうのか? その答えは簡単、「ご褒美を用意するためには、お金と時間が必要になるから」です。例えば半年先に旅行やバッグの購入を予定したとします。半年経ってそれを叶えたとして、次のご褒美は一体何が相応しくなるのでしょう。

私たちには、徐々に耐性というものがついてきます。私も初めて好きなアーティストのライブにいった時はとてつもない興奮を覚えましたが、何度も足を運んで慣れてしまった今は、その1日だけでずっと満たされるかというと、そうでもないのです。1日のライブだけでは物足りず、数日間参加をしようというように思ったり、さらに他のアーティストのライブにも行ってみたい! というように他にも追加のご褒美を必要としてしまうようになりました。

このように、ご褒美を当然化してしまうと、私たちはさらに上のものを求めるようになっていきます。とはいえ、ご褒美がないと頑張れないのでご褒美をなくすことはできない。これでは、いつか今の自分の収入や休暇日数などとは不釣り合いなご褒美を求めてしまうことになります。

「ご褒美」を意識しすぎないことが大切

最初の話に戻りますが、「ご褒美があるから頑張れる」のは良いことです。ワクワクした気持ちやウキウキした高揚感が自然と内側から溢れ出し、自発的にモチベーションが高まる。こんな好機を抑える必要もありません。けれど、大切なのは「ご褒美」を頭で意識しすぎないことです。

自然と湧き上がる気持ち以上に、「もうすぐご褒美の日だから」と考え過ぎてしまうことで、それが終わった時には燃え尽き症候群のように空っぽになってしまうこともあります。楽しみがあるから頑張る、というのは人によって大小はあっても誰もが思うことです。
けれど、仕事のモチベーションはある程度仕事で確保できるように「今日の目標はここまで」というようなちょっとした達成感や楽しみをきちんと実感できることを忘れてはいけません。自然と湧いてくるモチベーションはそのままに、必要以上のモチベーションを駆り出すのはやめましょう。
小さな幸せや気づきを大切にしながら、工夫して自分を甘やす方法をたくさん作ってあげてくださいね。

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この記事のライター

コラムニスト。自分みがきのための要素や日常の一コマを切り取って文字にしています。

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