リモートワークが捗らない。自宅でも集中力をキープするコツとは?



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リモートワークって楽だけど、集中できない!

オフィスに出勤せずに仕事をするという新しい働き方、リモートワーク。新型コロナウイルスへの対策として急遽取り入れている会社も多いことでしょう。もともと東京オリンピックに向けて導入が進められていた施策ではありますが、突然の前倒し実施もあり、戸惑いを隠せていない方も多いのではないでしょうか?

自宅は本来、ゆっくりとプライベートを確保する場所であったはずのに、急にそれが仕事場になったことにより、オンとオフの切り替えができずなかなか集中できなかったり、作業スペースができていないことによって仕事がはかどらなかったり、いつもは当たり前だった雑談もないことでストレスがたまる……というようなリモートワークという働き方ならではのデメリットに悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は自宅で集中し、快適なリモートワークができるようになるコツをご紹介します。

快適なリモートワークにするポイント

自宅でも外着に着替える

自宅で仕事をするからと言って、パジャマや部屋着のままだと仕事のスイッチが入らずダラけてしまいます。そのため、まずは気分を切り替えることが大切。仕事前にはいつも出社するのと同じように、外着へと着替えましょう。

スーツやフルメイクをする必要はありませんが、ベーシックなもので気軽に近所に出掛けられるような服装にしておいて。気分を切り替えるルーティーンを作りましょう。

BGMを流す

もともとオフィスで音楽を流している会社もありますが、その他にも会話の声やタイピング音、機械から発せられる音などで、自宅よりもオフィスは雑音が多い環境です。その雑音が自然と集中力を保つ材料になっていることがあります。そのため、自宅にいる時も作業時には音楽をかけてみましょう。それによって多少ですが、孤独感も薄れます。

歌詞がある方がいい人もいれば、無い方がいい人もいます。自分に合うものを流し、脳が飽きないように、ときどき別のものに変えてみるのもおすすめです。

仕事に集中できるように机回りを綺麗にする

自宅は当然ながら、仕事と関係のないアイテムで溢れかえっています。普段は気にならないのに仕事をし出すと、なぜか急に散らかっているものを掃除したくなったり、読みかけの雑誌が置いてあって手にとってしまったりと、違うことをし始めてしまいます。人間は視覚的影響を強く受けやすい生き物。興味のそそるものが身近にあるとつい気持ちがゆるんで誘惑に負けてしまいます。

仕事部屋があるのが一番良い方法ですが、独身の都内暮らしの人はワンルーム多く、そもそも急な自体なので準備ができていないというお宅がほとんどでしょう。他の事に目が行かないように、机の上のものを全て片付けて、仕事に集中できる環境を作りましょう。

出社しているときにやらないことはしない

オフィスにいれば、仕事中に家事をすることはありません。同居人がいるのであれば話をすることもありません。極力オフィスでやらないことはリモートワーク中は「しない」ことを心がけましょう。仕事の時間は仕事をすると決め、同居人がいるのであれば仕事中は話しかけることを控えてもらうなど、事前に声かけをしておくことも大切です。

その代わり仕事を終えたらすぐにプライベートの時間になるので、満員電車での疲れもなくすぐに家事など取り掛かることができるのがリモートワークならではのメリットです。仕事の時間だけは辛抱しましょう。

リモートワークのメリットを認識し有効活用しよう

「リモートワークは集中しづらい」と言いつつも、オフィスではなかなかできないような「集中しやすい環境へと好きにカスタマイズをする」ことは可能です。たとえば、荷物になるのが理由で持っていけなかった好きなお茶を飲むこともできますし、休憩中の仮眠を気軽にとることもできるように。

今回ご紹介した方法を実践し、ぜひリモートワークの良さを発揮させましょう。
環境が違うだけで仕事内容は変わりません。あとは必然と慣れもでてくるかと思います。もしかしたら出社するときがきたら「リモートが良かった」なんて恋しくなる日も近いかも。有意義な環境をフルに活用してくださいね。