楽しい飲み会もあれば、楽しくない飲み会もあるワケよ。
会社の飲み会は、基本付き合いで行くもの、といった印象がありますが、行ってみて「楽しい!」と思える飲み会も時々存在するものです。それとは反対に「マジで帰りたい…」と感じさせる飲み会も・・・もちろんたくさんあります。
ゆとり世代は飲み会に参加しない、付き合いが悪い、と言われがちですが、そんな私たちゆとり世代をつくったのが、あなたたち団塊の世代なのですよっと。今回はちょっと毒舌に、おじさんたちにモノ申したいと思います。
俺の武勇伝、長すぎません?
これ、もうあるあるですが、とにかく俺の武勇伝が長いのよ。というか、自分の話がすでに自慢なんだって気づいていないのかしら? 俺は昔、こんなにたくさん働いたんだ。ってもう時代が違いません? みんな気を遣って「そうですね」「すごいですね」「さすがです!」をひたすら繰り返すわけ。でもよく見て、誰の目も笑ってないから。キャバクラのお姉ちゃんじゃないんだからね、残業代発生しませんからね!
武勇伝以外にも、「俺のターン」長すぎません?
っていうか武勇伝じゃなくても話長すぎ。
俺を押し付けるな、会話しろ。人の話を聞け。
「お前のためを思って」って押し付けてません?
優しい上司を演出したいがために「お前のためを思ってるんだ」の押し付けがすごいのも迷惑だったりする・・・。お前のため、部下のため、会社のためって、他を盾にして発言してるけど、結局自分の意見でしょう。本当にそれが人のため会社のため社会のためになってる? 押し付けてない? って考えてから発言してほしい。お酒を飲んでる時って、自分を大きく見せたくなるのはわかるけど、たまにすっごい見当違いなこと言ってますからね。
お酒の強要はいい加減にして。
乾杯くらいのお酒は付き合いますよ、だけど強要するのはやめて〜。ってことです。飲みたくないお酒を飲まされることの辛さったら、本当にない。この人との飲み会には気合いが必要になるな・・・って植え付けられることで、次の誘いを断る口実ばっかり考えてしまうようになるんです。
いやいや、それセクハラですから。
ちょっと飲み会で仲良くなったからってプライベートに踏み込みすぎた質問とか下ネタはやめてよ〜。
食べたいものは、自分で食べます……。
好意で言ってくれる「これ美味しいから食べなよ。」はありがたいものでもあるけど、飲み会の後半でのこの言葉は正直私たち女性にとってはありがたいものでもなんでもない・・・。夜遅くの食事で、太りたくないし、っていうか別にこれ好きなものじゃないし、もうお腹いっぱいだし。でも断れない。なんてちょっと困った経験、みんなあるのでは? ありがたいな、とは思うんですよ。だけど食べたいものは自分で食べるから大丈夫…。
女性って大人しく慎ましいもの、と思いすぎ。
女性は家庭を守るべきもの? いやいや、もうそんな時代じゃありません。共働きだって普通だし、女性の社会進出だって進んでるのよ。大人しく、慎ましく、にっこり笑ってなんでもやり過ごすと思っていたら大間違い。「女らしくない」とか、そういうのいらない。「色気がない」とか言われても、あなたの前で色気を出したいとも思ってませんって。私たちだって楽しみたい時は楽しみたいし、がっつり語りたい時だってあるんです。
仲良くなりたくないわけじゃないの
尊敬してないわけではないし、嫌いなわけでもないんです。長く生きているわけだから、自分よりずっと経験値があることも理解してる。自尊心だって、持ってて当たり前だと思うし、持ってて欲しい。ご馳走してもらえるのだって、嬉しいし助かる。だけどなんだかんだ疲れる理由が重なりすぎて、飲み会に行きたくない理由ができてしまうのが、会社の飲み会なんですよね。飲み会がプラスになることよりも、嫌いになってしまう回数の方が明らかに多いから、嫌いにならないためにも飲み会に行かないっていう選択肢をとってしまうの。
コミュニケーションって、相手に対する興味から始まるもの。相手を知りたいと思えば自然と質問は飛んでくるし、会話って弾む。コミュニケーションの基本を見失ってるのはおじさんたちなのかもしれない、と一度考えてもらえれば嬉しい。おじさんたちとのコミュニケーションをとるのに私たちだって、必死なんですよ……。