入社して1年目は、まだ「何がわからないのかがわからない」状態。そして2年目に入ると、ようやく理解しはじめた仕事に追われる時期がやってきます。入社したてから2年目に入る時期は、もっとも「吸収」が必要な期間です。しっかりと知識と経験を積み、まずは自分のスキルを磨いていきましょう!
身に付けたいこと
ビジネスマナー
仕事をしていく上で必ず必要になるものがビジネスマナーです。
基本的な、服装・身だしなみや、お辞儀法、お茶の出し方、挨拶・名刺交換など、社会人には欠かせないスキルとなります。基本的には指導があると思いますが、先輩を見て覚えようとする自分から動く姿勢が大切です。
会社は学校ではないので「教えてくれる」といった受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に動くことが大切です。
敬語
社会人になると、人との会話は基本敬語に。 ぎこちなくならないように、基本的な言葉遣いは押さえておきましょう。 とくに、慣れないうちは、ビジネスメールで使う尊敬語・謙譲語等の使い分けをしっかり意識してみてください。 直接のやりとりではなく、メールでのやりとりは、相手にやや冷たい印象を持たれてしまうもの。クッション言葉などもうまく使えるとなお良いでしょう。
パソコンスキル
最近では「スマホだけで全てを乗り越えてきた」という人も増えてきましたが、社会人になるとやはり PCスキルをなしに仕事は進められません。基本的な使い方はもちろん、Word・Excel・PowerPointなど、ある程度の知識を持っておくことです。
最近は「若い人の方がPCは得意なはず」と思われていることもあるので、上司の期待を裏切らないように、スキルアップをしておきましょう。また情報収集能力などの検索スキルも磨いておくと良いでしょう。
大切なこと
目の前の仕事をこなす
何がわからないのかわからないときは、とにかくもらった指示をひとつずつこなしていくのが正解です。例えそれがもう自分の知っていることだったとしても、効率の良い作業方法や抜け・漏れがないような工夫があって教えてくれている可能性も高いので、教わる姿勢は忘れずに。まずは「わからないことを理解する」ことが大切です。それがわかったら、先輩や上司に自ら質問ができるようになりましょう。
会社のことを理解する
まずは自分の仕事や会社に興味を持ちましょう。
何を扱っている会社なのか、働いている人の雰囲気は一体どんな感じなのか。経験しないとわからないこともたくさんありますが、周囲を見渡すことで手に入る情報もあります。企業情報はもちろん、福利厚生や昇級の仕組みなども理解しておくことで、将来性が見えるようになります。
関連するものを知る
自社のことが理解できたら、次は自社から関係のあるものを知っていきましょう。どんなところに取引があるのか、どんなところが競合に当たるのか。今後の動向を知るためにも、しっかりと把握しておくことが強みになります。
能力づけ
基本的なPCスキルが覚えられたら、次はビジネス文書や資料を実際に作成できるようにしていきましょう。入社してまだ間もない時期は、とにかくまず先輩についていくことが大切です。仕事というのはある程度「慣れ」が必要になるので、数をたくさんこなすことで、あなたの能力がどんどん増していきます。周りより、一歩先の行動をすることで周りから一目置かれる存在に。
とにかく吸収! 失敗を恐れずトライ&エラー
入社したてはとにかく「吸収」を意識することです。
最初は先輩と一緒に仕事を覚えることからスタートです。わからないことがあれば、積極的に質問をしましょう。ある程度仕事を覚えてきたら、次は失敗を恐れずに自分なりにトライ&エラーを。
「こうしてみるのはどうですか?」と発案するのも良いでしょう。まだ失敗が許される時期なので、このタイミングで自分の基礎を作りあげていく意識を持って取り組んでいきましょう。